第3回目の講座は土壌環境と、土壌生物についてのお話でした。今回は少し難しかったという参加者のみなさんの声があったものの、いつものようにみなさんとても真剣に聞いていらっしゃいました。
日本の約80%を占めている褐色森林土は、落葉などの分解がとてもいいため、森林をつくるのにぴったりの土壌だというお話がありました。南北に長い日本ではいくつかの土壌の種類が見られ、気候によって土壌の成り立ちも違うようです。また、樹木と土壌生物の関係としては、広葉樹の場合pHが低い雨が降ってきても、樹木を通して土壌に達するまでにpHを上げ、土壌生物に影響が及ばないように調整する役割を持っているそうです。
土壌やそこに住んでいる生物それぞれが各々の役割を果たしていて、その土台の上に樹木が生育していることや、樹木が土壌に与えるものなど、どれも相互的に影響し合っていることで、里山林が成立していることがよくわかりました。 (矢島)
<参加者の声>
- ハイレベルの講義(大学の授業ぐらい)でビックリ。頑張りがいがあります。
- 林の表層は、農耕地より柔らかいこと!粘土は化学反応でできたもので、石の小さいものではない。
- 土の中に多くの動物がいるとは、意外に思えた。
- 土壌の基礎的理論を包括的に説明された。楽しく理解できる講義であり、土壌への関心をより高めるような話であった。
- 資料にある菌根菌の生態が面白かった。前2回の講義で、図鑑など関係図書の見方が変わりました。
- 土壌は主要な環境因子等により、時間の経過にともなって進化すること。
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