狭山丘陵の都立公園ガイド
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レンジャーアイ

日本人は田んぼで輝く!!

●日本人は田んぼで輝く!!

10月●

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解説

   
   
    稲刈り  

稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

今年も野山北・六道山公園の田んぼに収穫の季節がやってきました。五反の田んぼを300人で稲刈りします。指導は黄色いジャンパーの岸田んぼ会。長年地元で農業をやられてきたみなさんです。

   
    稲刈り  

稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

田んぼ、畑、雑木林、そして園内の草取りなど、野山北・六道山公園では年間登録のボランティアが大活躍しています。今日は各班のリーダーになって、一から作業を指導します。

   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

田んぼで働く子供たちの顔はみんな生き生きとして、普段よりずっと大人に見えます。「いつもテレビゲームばかりやって、家でゴロゴロしてるのに、こんな子供の顔は見たことがない。」あるお母さんが言いました。そういう力がきっと眠らされていたのでしょう。ずっしりと手ごたえのある稲穂が、不思議な力をくれるのかもしれません。
   
    稲刈り  

稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

いつもレンジャーのガイドウォークに来てくれて、「丹ちゃん(公園の女性のレンジャー)みたいになりたい!」と言っていた姉妹も来てくれました。もう何回も会っている子たちですが、会うたびごとに明るくなる気がします。そして今日はまたとびっきりの笑顔で、元気に稲刈りをしていました。畦の上からお父さんが嬉しそうに見つめています。

   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

刈った稲はすぐに束ねてはざ架けをし、しばらく天日に干します。刈るものと運ぶものが交代しながら、稲刈り作業は続きます。単準な作業ですが、みんなとても楽しそう。子供たちも本当は働くのが大好きだったのかもしれません。
   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

人手が回らず、田んぼ会さんが機械で稲刈りした場所では、刈った稲を運ぶ人がいませんでした。この子はそれに気が付いて、誰にも言われないのに一人だけで稲束を抱え、はざまで運んでいたのです。10歳くらいの子でしょうか?ワイワイ騒いでいるだけのお兄さん、お姉さんもいる中で、彼女はとても大人に見えました。そしてその肌の色、髪の色と髪型、シンプルな服の柄、満足そうな横顔がとても美しく、「お米の国で産まれた少女」は、その時、本当に風景と一つでした。

   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

移入植物の抜き取りや、田の草取りなど、いろいろな作業をボランティアでしてくれている、地元武蔵村山高校の1年生も来てくれました。最初は田んぼに入るのも、キャーキャー騒いでたいへんでしたが、一度スイッチが入るとがぜん力を発揮します。「やった方が楽しいよ!田んぼの中気持ちいいよ!」そんな声が聞こえました。これが君たちの育った町の風景、これが日本の里山の、田んぼと雑木林の風景!

   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

里山の美しい風景には、生きものたちがあふれています。子供たちは命に触れ、土に触れ、草に埋もれた小川を渡り、体中に自然を吸い込んでいきます。言葉で言っても分からないこと、命の価値、自然の手触り、そこで飛び回る幸せ。子供たちはそれを感じて、全身で遊び、歓声をあげていました。

   
    稲刈り   稲刈り 野山北・六道山公園 10月13日

稲刈りをしている人たちは、みんな本当にいい顔をしていました。いつもこんな顔でしょうか?やっぱり日本人はずっと昔から田んぼでお米を作って生きてきたのです。田んぼで働くこと、自然に触れて仲間と働くこと、その素晴らしさを、知らずに暮らしている人が多いのでしょう。「美しい国」とは「豊かな国」とはどんな国でしょう?私たちはこれから何を目指せばいいのでしょう?そういうヒントがたくさん見られた気がする、今年の稲刈り体験イベントでした。

   
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