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水面に映る雑木林 野山北・六道山公園 3月15日
谷戸に浸み出した水たまりに、まだ葉を付ける前の雑木林が映っていました。二股に分かれたコナラのシルエットが、優雅に空から降りてきた、春の化身に見えたのです。 |
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ヤマザクラとアオジ 狭山公園 3月18日
生き物たちはどうやって春を認めるのか? 気づくのか? 新芽を吹き出すヤマザクラの枝で、アオジがハッとしたように、春の空気を見やり、雑木林へ消えました。
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ハコベ 八国山緑地 3月23日
ハコベはやや湿った半日陰なら、どこにでもある野草、春の七草にも数えられる、古くから人々のかたわらにあった植物です。春の光の中で、柔らかく伸びあがって咲いていました。1cmに満たないような小さな花ですが、よく見ると清楚で美しいものです。花びらは10枚あるように見えますが、1枚が2つに割れているからで、実際は5枚です。 |
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シュンラン 野山北・六道山公園 3月28日
やや乾燥した明るい林内を歩くと、細長い緑の葉に埋もれるようにシュンランが咲いていました。古くから人々に親しまれてきたこの美しい蘭を、掘り出し、持ち去ってしまう人がいますが、公園の植物を採集することは絶対にしないでください。 |
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アオキ 野山北・六道山公園 3月27日
アオキはやや暗い林内などに群生する常緑の低木で、雌雄異株。雄株、雌株それぞれに小さな花をたくさん付けますが、赤い実がなるのは当然雌株だけです。花の後、1年かけて実が熟すため、一つの雌株に、花と熟した実の両方が見られます。この時期、ヒヨドリが大きな赤い実を丸のみするのがよく見られます。 |
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ツバキキンカクチャワンタケ 野山北・六道山公園 3月18日
春、ツバキの花が咲くとき、木の下でこのきのこが出て、胞子を木の上の花に飛ばします。きのこは1年かけてゆっくり花を食べ、次の年に花が咲くときは、木の下で次のきのこが待って、花に胞子飛ばします。ツバキの花は落ちても、木にはちゃんと実がなるので、木の病気ではありません。きのこの根元にある茶色いものは、菌糸が入ってかたまった前年の花です。 |
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カタクリ実生 野山北・六道山公園 3月26日
里山の人気ものカタクリですが、種から花が咲くまでには7〜8年かかります。1年目は写真のようにひょろひょろの細いニラのような姿で、2〜3年目の小さな1枚葉が後ろのほうに写っています。1枚だけの葉が毎年大きくなり、7〜8年目に2枚葉になって花が咲きます。写真の1年目の実生は、まだ種の殻をかぶっています。 |
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ノカンゾウ 東大和公園 3月25日
ノカンゾウの新芽の美しい形が重なり、ついこの前まで枯草色だった場所を埋め尽くしています。こんなににぎにぎしいのに、完全に静寂、煩雑なのに清楚、直線的なのに曲線、何かを叫ぶように、訴えるように、命の力が吹きあがります。 |
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谷戸風景 野山北・六道山公園 3月27日
あふれる新緑にはまだ早い、一見何も始っていないような里山のあちこちで、命が動きだしています。ナチュラリストが、毎日散歩に来る人、親子づれ、ボランティア、たくさんの人が、それぞれに気づき、喜び、驚き、春を感じています。見れば見るほどおもしろく、不思議で、引き込まれ、次々に新しい何かを見せてくれる自然。狭山丘陵に春が来ました。 |
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