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2012年7月31日
今回ご紹介するのは、ニホンアカガエル。
大人になると体長4~8cnになるカエルですが、今はまだ3cmほど。
でも、ジャンプ力がすごいんです!一回の飛躍は、30cmほどもあります。
ロンドンでは、オリンピックが開催されていますが
カエルのオリンピックがあったなら、幅跳びで金メダルでしょうね。
ニホンアカガエルは、2~3月頃になると山から下りてきて、水辺で卵を産みます。
オタマジャクシからカエルの姿に変わると、再び山へ帰り暮らします。
今はちょうど、水辺から山へ移り、一所懸命獲物をとって大人になる準備をしています。
山中の園内を散策されるときは、少し湿った草陰に注目です。
ピョーンと元気に跳ね回るニホンアカガエルに出会えるかもしれませんよ。
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2012年7月31日
トンボと言えば、何色のトンボを思いうかべますか?アキアカネの赤、ギンヤンマの水色、
シオカラトンボの灰色。どれも日本の季節を彩る、魅力的な色ですね。
そして、あまり知られていませんが、レモンイエローの美しいトンボがいます。
これはキイトトンボ。東京都では絶滅が心配されているトンボです。
野山北・六道山公園には、こんな貴重な生きものが今も暮らしています。
公園にお出かけの際は、水辺や湿地まわりをのぞいてみてくださいね。
カテゴリー:生きもの情報
2012年7月30日
キツネノカミソリが咲きはじめました。園内では、入山の保全区など一部のエリアにしか見られない花です。
キツネノカミソリには、早春にいちはやく葉を出して球根を太らせ、夏前には地上部を消失させて開花に備える特徴があります。公園ではその生態を活かした保全管理をおこない、年々株数が増えています。
(2011年8月10日撮影)
昨年の花盛りは8月初旬でした。
森の濃い緑、木漏れ日、浮きあがったオレンジ色の見事な対比に、唖然としたことを覚えています。あれが狐につままれる、という感覚なのでしょうか。昔の人は、この花を「狐火」に例えたともいわれます。
今年の花盛りも、概ね例年通りの時期になりそうです。公園にお越しの際には、森の狐火をご覧になってみてはいかがでしょうか。
(※保全区には、踏み荒らしを避けるために柵を設けています。柵内には立ち入らずにご鑑賞下さい。)
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2012年7月27日
この写真にある生きものが写っています。分かりますか?
正解は、真ん中に見える、枝のような虫。
これは、ナナフシモドキという昆虫で、枝に擬態しています。
普段は樹の葉を食べていますが、ゆらゆらと、まるで小枝が
風に揺れているように、ゆっくり歩く姿を見かけます。
外敵に見つかると、前脚を伸ばし、さらに枝らしい形になります。
その際に、微妙に体を揺らしますが、その姿は、風にゆられる
枝を連想させます。
森の縁の部分などを歩いていると、風が強い日には、地面に
落ちていたり、いつの間にか、肩の上に乗っている事もあります。
(とてもおとなしい虫なので、その時は驚かずに、そっと降ろしてやってください。)
ナナフシモドキは、秋ごろまで見られますが、今の時期は、
小さな幼虫たちも見られます。
そこの地面や葉の上にある枝は、本当に枝ですか?
実はナナフシモドキかもしれませんよ。
ぜひ、散策しながら探して見て下さい。
カテゴリー:生きもの情報
2012年7月27日
今日は、24節気の「大暑」。暑さが最も厳しくなる時期となりましたが、今日はとても涼しく散策日和となりました。
今回は、田んぼや雑木林を歩き、夏の生きものを探しに行きました。
さて、夏の里山にはどんな生きものいるのでしょう?
田んぼでは、シオカラトンボ、シュレーゲルアオガエルやコバネイナゴの子どもが見つかりました。写真は、トンボの持ち方を教わって、繊細なアジアイトトンボをそっと掴んだところ。
雑木林では、ミスジマイマイやコクワガタ、オオムラサキの翅などがみつかりました。
アジアイトトンボ
「今日はたくさんの生きものがみつかったね!
里山は、田んぼ(水辺)、雑木林、草原、湿地などのさまざまな環境が集まっているから、たくさんの生きものが集まってくるんだね。」
昔は、暮らしの中で里山の環境を守ってきましたが、今はボランティアやイベントなど自然を楽しみがら里山の環境を守る活動をしています。
たくさんの生きものや人に触れ合える里山で、みなさんもご一緒に活動に参加されませんか。
写真は、ゴマダラカミキリを皆さんと一緒に観察しているところ。
「あっ!」と思ったら、腕からカミキリが飛び立って、参加者の方の服にピタリッと止まり、みんなで大笑い。
2012年7月24日
今年もウバユリの開花が始まりました!
っといってもまだ開花したのでは一株ですので、
まだまだこれから楽しめます。
場所は赤坂駐車場から歩いてすぐ。
細田谷戸の解説板を正面にして左の道を少し行くと、
一面にウバユリが咲くようになります!
現在は中身がギッシリつまっていそうな蕾が着々と成長しています。
さて、ウバユリを観賞した後はインフォメーションセンターへ涼みにいらっしゃいませんか?
赤坂駐車場方面へ戻って、広い道路にでたら、若干の上り道をトコトコ。
今なら右側の緑の中で、ヤマユリ、ヤマホトトギス、ササキリ、アシグロツユムシなど、
色々な花や小さな生き物にも出会えます!
楽しみながら歩いていると、あっという間に丘のような場所に建物が見えてきます。
ゲートを通ると、、
(車は通れません。)
インフォメーションセンターの入口が見えてきました!
↓
インフォメーションセンターでは、
公園のイベントや自然情報の掲示、
図鑑や狭山丘陵にかかわる本も置いています。
涼みながら、ぜひご覧になってみてください。
分からない事があれば、スタッフもおりますので、
気軽にお声がけ下さい。
お待ちしています!
カテゴリー:インフォメーションセンター|里山体験
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
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