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2012年10月10日
暑い夏も終わり、涼しくなってきた今日この頃。
雑木林のボランティア活動を神明入谷戸で実施。
今日は念願だった樹名板の設置と倒木の処理を行いました!
作業に入る前に、お彼岸だったこともあり、まずは高岡墓地へお参り。
「秋からもみんな元気で、安全に活動できますように!」
さあ、お参りが済んだら、二手に別れて作業開始!
まずは倒木処理グループ、大きなコナラの木をみんなで協力して切りました。
「ギーコギーコ」リズムよくどんどん切っていきます!
続いて、樹名板設置グループ。樹名板には樹木の名前のほかに、
ボランティアみんなで考えたひとこと一文が書いてあります♪
この公園だけのオリジナル樹名板です!
全部で計47本に樹名板を付けました。
雑木林ボランティアのみなさんお疲れ様です!
樹名板がついて、散策の楽しみが増えた神明入。
秋の雰囲気漂い、ホトトギスなどの花も咲き始めています。
秋を感じに、そして、みんなで作った樹名板を見に、
ぜひ神明入谷戸へお越しください♪
カテゴリー:里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2012年10月6日
本日、雑木林マイスター入門講座の3回目が開催されました!
講座も折り返し地点を迎えました。
アッという間ですね!
前回は、「講座の実習地をどんな雑木林にしたいか」みんなで「想い」を出し合いました。
そして、雑木林の歴史や文化、周辺環境、植生、自然環境などの外部条件を調査をし、「どんな特徴を持った雑木林なのか」を地図上に一つ一つ特徴を書き込み、森の地図づくりを行いました。
そして今回は、いよいよ「どんな雑木林をを作るか」目標(コンセプト)を決めます!
みなさん、気合たっぷりの表情ですね!
前回出し合ったみんなの想いと、雑木林の外部条件(現状など)、そして、人材や予算・必要な道具なども踏まえてどんな事が出来るのか、みんなで考えます。
ん~、意外といろいろな条件があるもんだぁ。
さぁ、全ての条件が出揃いました。いよいよ目標を決めますよ~!!
どんな目標になるのかな??
本日は一日中雨だったので、雑木林を見学しながらの目標作りとはいきませんでしたが、ゆっくりと時間をかけて話し合うことが出来ました。
各班の目標(コンセプト)は、
「陽だまりの中、草花が咲きそろう広場をとり囲んだ多様な雑木林!」
「みんなが楽しめる笑顔と光が射す森!」
「眺めて美しい癒しの尾引のお花畑広場!」
どの目標も、誰もが足を運びたくなるような明るい雑木林になりそうですね♪
さて次は、目標をもとに「計画地図」と「管理計画」を作りました!
講師の平城先生(NPO法人 地域自然環境ネットワーク)が作り方の説明をして下さいました。
みんなさんの気持ちが、一つにまとまっていく様子が伝わります。
少しずつ、想いをカタチにしていきます。
そして、発表~!
どの班も、講座3回目にして、完成度の高い計画と地図を作製することができました。
本日の講座の終わりに、
「みんなで意見を出し合いながら進めて行くグループワークが、とても新鮮で楽しかったです」
とご感想を頂きました。
そして、平城先生が、
「想いを実現させるには、みんなが一つになることが何よりも大切」
と言われました。
今回の講座を通して、よりよい雑木林をつくるためには、人と人とがつながり、協力していくことが大事だと感じました。
次回は、今回みんなで作成した計画を踏まえて、雑木林で実際に保全管理を行っていくための技術について学び、実際に作業を行います。
いよいよ、雑木林での実践が始まります!どうか晴れますように!!
次の講座、第4回目は、9月30日(日)に行います。
2012年10月6日
今回は、講座の2回目です!
一週間振りにみなさんと再会。和やかな雰囲気のなか講座が始まりました。
本日はいよいよ、どんな雑木林を作っていくのか目標づくりに取りかかります。
まずは、雑木林が現在どのような活用をされているのか、松井先生の座学からスタート!
以前までの雑木林は、人々が生活をするために維持管理されてきました。
しかし現在の雑木林の姿は、美しい景観を保ち、人々にコミュニティの場を提供し、様々な生きものの棲みかにもなる、多様な役割を持つものに変わったことを学びました。
雑木林の役割が見えてきたところで、今回関わる実習地を見学しに行きました!
改めて、どんな場所にしたいのか想いをめぐらせながら、エリアや地形、管理状況によって雑木林の様子が違うことを確認しました。
現場から帰り、早速みんなで「どんな雑木林をつくりたいか」一つ一つ「想い」を出し合いました。
「花がいっぱいに咲く場所にしたい!」
「子どもたちが自由に走り回れるような林にしたい!」
「陽だまりでホッと一息つけるような広場にしたい!」
などなど、みなさんの想いが溢れます。
こちらは、発表風景。
みんなが居心地の良い場所にしたい!想いが笑顔に変わります。
午後からは、目標設定(コンセプトワーク)を行うための条件の調査です。
まずは、外部条件から。
ボランティアスタッフの力を借りながら、文化や歴史、利用状況などの社会条件を挙げていきます。
そして、講師の平城先生からご指導いただきながら、自然条件についてチェック!
どんな地形をしている?どんな植物が生えている?
チェックは細部に亘ります。
更に、植生調査の方法まで、詳しくレクチャー。
みなさん、熱心に現場を調査中◎
調査を行うことで、
「意外に利用している人が少ない」
「地形によって水はけが変わり、生える植物も変化している」
「多種多様な植物が生息している」
など、今まで見えなかった雑木林の姿が浮き彫りになりました。
雑木林の目標も、徐々に・・・見えてきましたね!
さぁ、次回はいよいよ雑木林の目標(コンセプト)を決めますよ~!
少しずつ、みなさんの想いが重なってきました。
どんな雑木林になるのか、今から楽しみです♪
次の講座は、9月23日(日)に行います。
2012年10月6日
ツリフネソウやキバナアキギリ、その他アザミなどの花を見ていると、
背中がオレンジ味がかった色をしたハチがせわしなく出入りしています。
彼らはトラマルハナバチという、ミツバチのなかま。
体を花のなかにもぐりこませ、盛んに蜜を吸っていますが、そのときに
花粉が沢山つくので、花にとっては大切な花粉の運び手でもあります。
花にしょっちゅう潜り込んでいるトラマルハナバチは、背中の毛がとれ
て、つるつるしてきます。そんなハチを見つけたら、良く蜜をすってい
る働き者だと思ってください。
スズメバチのような攻撃性は無く、めったに刺す事はありません。
こわがらずに、じっくり見てみて下さい。
カテゴリー:生きもの情報
2012年10月5日
湿地で、金平糖のような形のかわいい花が咲いています。
ミゾソバ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイなど、花の形も生える場所もそっくりですが、葉の形で見分けることができます。
写真はアキノウナギツカミの群落です。
今日は、一面のうすピンクの金平糖が風に揺れていました。
ところで先ほど挙げた3種の植物ですが、似ているのは花の形と生える場所だけではありません。
どれも茎に鋭い棘を持っています。
その棘で他の草に、時にはお互いに絡みついて、自分の花や葉を少しでも高い所へもっていこうというわけです。
美しい花には棘がある、とはよく聞きますが、かわいい花にも棘があるようです。
生き物のかわいさに目が止まったら、いろいろなところをじっくり見てみましょう。
今まで気付かなかった魅力に気付けるかもしれません。
カテゴリー:生きもの情報
2012年10月2日
今日は台風の影響か、一日中曇り空でしたが
秋の爽やかな風が吹き抜け、とても気持ちの良い気候でした。
風がスッと顔をかすめる時、少しヒンヤリとして秋の澄んだ匂いがします。
里山民家の裏には小さな小川が流れており、川沿いにススキが群落を作っています。
何処と無く柔らかくなった日射しを受け、ススキや草原に生えるキンエノコロの穂は光の波のようです。
ススキを正面から撮影すると、打ち上げられた花火のように見えました。
ススキは、オギと大変よく似ていますが
株が一本一本生えるオギと違い、ススキは株立ちになるのが特徴です。
そして、里山の田んぼは収穫の季節を迎えています。
第一回目の稲刈りは、10月1日に地元の高校生と一緒に作業を行いました。
公園へお立ち寄りの際には、ぜひ里山の秋の風景もお楽しみください!
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
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