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2016年3月30日
カタクリは見頃のピークを迎えています。
ご覧になる一番良いタイミングは、今週末くらいまでかと思われます。
園内で一番多くの株数が群生している場所は
公園東側の市立野山北公園との境の斜面です。
インフォメーションセンターより案内看板を設置していますので
管理所からカタクリの群生地へ向かう際は、
こちらを目印にお越しください。
園内には後ヶ谷戸やカタクリ沢などカタクリが咲いている場所がたくさんあります。
新緑の芽吹きと現在3分咲きの桜も一緒にご覧いただきながら、
“春の妖精”に会いに、ぜひ公園へ足をお運びください!
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2016年3月26日
歩いていると足元にスミレの花が多く見られるようになってきました。
この日見かけたスミレたちを紹介します。
一番早くから咲いているアオイスミレ。
葉がフタバアオイに似て円形で、上の2枚の花弁はうさぎの耳のよう。
コスミレもアオイスミレに次いで早く咲きます。
先のとがった卵形で毛のない葉が特徴です。
田んぼの畔で咲いていたノジスミレ。
披針形で毛の生えた葉が特徴で、花はほのかに香ります。
最もポピュラーなのがタチツボスミレです。
葉は心形で縁に低い鋸歯があり付け根にある托葉(小さな細長い葉)に切れ込みがあります。
立ち上がった茎から葉を出すのも特徴です。
花の色が濃い紫のニオイタチツボスミレは香りがあります。
雑木林の林縁に多く見られるフモトスミレ。
この中では最も花が小さく白色で、葉は卵形や広卵形で裏が赤紫色のものが多く識別しやすいですね。
狭山丘陵にはおよそ40種のスミレがあり、初夏の頃まで花を楽しむことができます。
名前がわからなくても見ているだけで心を和ませてくれるスミレの花。
足元の小さな花に目を向けると、歩くのが一層楽しくなりますね。
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2016年3月24日
春の暖かな陽気に誘われるようにカタクリの花は開花が進んでいます。
公園東側の市立野山北公園との境の斜面のカタクリ自生地では
全体の約半数が開花しています。
本日から今週末にかけて気温が下がる予報ですので見頃予想が難しくなっていますが、
今週末か来週中には見頃を迎えそうです。
まだ緑の少ない春の里山に淡い紫色の花を咲かせるカタクリ。
うつむき加減に咲く姿はなんとも可憐です。
ぜひピンク色に敷き詰められたカタクリのじゅうたんをお見逃しがしなく!
ご来園お待ちしております!!
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2016年3月16日
今日は久しぶりに晴れ間が広がり、日差しの暖かさでウキウキ気分。
スミレをはじめ早春の花たちもちらほら咲き始めこれからが春本番です。
落ち葉の上で見つけたのは、初見の小さな春の使者 ビロードツリアブです。
今の時期に現れてオオイヌノフグリやスミレなど様々な花を訪れ、4月の終わりには姿を消してしまいます。
早春の短い間だけ花を咲かせる植物のことを「スプリングエフェメラル=春の妖精」と呼びますが、私的にこのアブはまさしく虫のスプリングエフェメラルなのです。
大きさは1cmほどで、ぬいぐるみのようなもふもふの体とツンと上を向いた長い口にギャングのサングラスのような目とのアンバランス感が絶妙!さらに長い後ろ足を広げて花から花へと飛ぶ姿が可愛らしく、この姿に魅せられ毎年出会いを楽しみにしているファンが意外と多いのですよ。
サングラスのように大きく左右が繋がった目はオスで、メスはもう少し目が小さく目と目が離れて優しい感じです。オスの目が大きいのはハチやアブの仲間に共通の特徴です。
ぜひ、春の妖精ビロードツリアブに会いにきてみて!
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
2016年3月14日
もうすぐ春だというのに気温が低く天気の悪い日が続きますね。
暖かさが恋しくなってきます。
そんな雨の中でも尾根道や雑木林の園路を歩いているとふっと独特な香りが漂ってきます。
良い香り?臭い匂い?人によってはガス、ラーメン、以前この香りがテレビで特集されたこともありましたが、その正体はヒサカキの花です。
ヒサカキは常緑の低木で、大きいものは高さ10mほどになります。
花期は3~4月、花は3~5mmの釣鐘型で枝に下向きにびっしりと咲きます。
雌雄異株で雄の花の方が少し大きく、形は小さなスズランのようでしょうか(写真は雄花)。
ぜひ皆さんも香りを頼りに花を探して見てください。
感覚は人それぞれ、さてこの香り あなたにはどんなふうに感じるでしょうか?
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
2016年3月9日
年に4回開いているボランティアミーティング。この日は最終回!
次年度に向けたボランティア活動の計画や、今年度のトピックを各活動から発表★
他にも、ボランティアオリエンテーションについて情報共有をしたり、
公園の整備や民家だよりの掲載内容について話し合ったり、
盛りだくさんな内容でした!
休憩では、ボランティアが修理し終えた唐箕を披露♪
「これで数十年は使えるね♪」と、みなさんとても嬉しそうでした!
来月からは新年度が始まります!
話し合ったことを活かして、より魅力ある公園づくりができたらいいですね!
参加されたみなさん、お疲れ様でした!
カテゴリー:野山北・六道山公園ボランティア
2016年3月7日
ここ数日暖かい日が続き春本番を思わせましたが、今日は久しぶりの雨。
そんな雨の中でたくさんのツチグリを見つけました。
ツチグリはきのこの仲間で、本来は夏から秋に林縁の斜面などで見られます。
初めはまん丸ですが熟して湿度が高くなると写真のように覆っている皮が星形に割れて
中から丸い袋があらわれます。
まるい袋の先には穴が開いていてここから胞子を飛ばし、湿度が低くなるとまた、
外の皮を閉じます。
湿度で開閉することから「きのこの晴雨計」、丸まって斜面を転がることから「移動するきのこ」
などとも呼ばれています。
それにしても不思議な形と生態ですね!
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|見ごろ情報
2016年3月4日
次年度に向けて、着々と準備が進んでいます。
野山北・六道山公園ボランティアは、年間登録制となっており、
新たに登録を希望する方や、
活動について興味を持っている方を対象に、説明会を3回開催しました♪
前半は、活動エリアをぐるっと散策♪
最初は、母屋の造りやかまどについて、民家スタッフがご紹介。
その後、紙芝居を使って公園の歴史をお話ししました。
以前はゴミ捨て場だったことや、現在の公園は、
様々な人の手によって作られていることをお伝えしました。
今年度活動中のボランティアからは、
どんな様子で活動をしているのか説明をしたり、
「活動にぜひ参加してほしい」と熱いエールが送られました♪
里山に暮らす生きものにも出会いました!
ヤマアカガエルの卵を観察し、オタマジャクシから大人になるまで、
成長を見るのも楽しみですね♪
約1時間の散策を終え、ボランティア活動のイメージが
明確なってきた様子♪
その後は、室内で公園のことやボランティアについての
詳しい内容を聞き、さっそく登録をする参加者も多くいらっしゃいました。
3回の開催で、100名を超すみなさんに参加いただきました!
平成28年度、新たな仲間となり里山の風景づくりができることを
楽しみにお待ちしています!
カテゴリー:野山北・六道山公園ボランティア
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
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野山北・六道山公園 里山民家へのアクセスをご紹介します。
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野山北・六道山公園あそびの森・冒険の森へのアクセスをご紹介します。
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野山北・六道山公園六道広場へのアクセスをご紹介します。
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
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駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。