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2016年8月20日
8月5日、里山民家にてナイトガイドウォークが行われました。いつものガイドウォークとは違い、夜ならではの生きものを探しに行きました。
さて、どんな生きものが見られるのでしょうか。暗くなるのを待って出発です!
池の周りで昆虫を捕食するコウモリを発見しました。コウモリは、夜でもエサとなる生きものや障害物がわかるように、「超音波」という人には聞こえない音を出して飛行しています。特殊な機械を使って、コウモリの超音波を聞くことに成功しました。
次は夜の雑木林にやってきました。足元を照らしながら歩いていると光につられてカブトムシのメスが飛んできました。夜に活動する昆虫には光に集まる習性をもつものがおり、カブトムシもそのひとつです。
奥へと進み、樹液の出ている木を観察しました。今度はカブトムシのオスを発見!迫力のある姿に、子どもたちの目も釘付けでした。
雑木林をぬけ、田んぼに出ると、町で見る夜空よりも多くの星を見ることができました。しばし足を止めて、じっくり夜空を眺めました。
里山民家へ戻る途中、ふと園路脇を見ると、羽化したてのアブラゼミを発見!これには大人たちも大興奮でした。
最後はライトを使って、光に集まる昆虫を観察しました。
カメムシやコガネムシ、大きなガなど、たくさんの昆虫が集まっていました。
ここでカメムシのにおいを嗅いでみることに!「くさいー!」、「葉っぱのにおいがする!」など、子どもたちの意見も様々でした。
今回の探検で、昼とは違った里山の自然がわかりましたね。皆さんのおうちの周りにも、電灯の近くなどには、夜ならではの生きものがいるかもしれません。いろいろな場所を観察して、新しい発見を探してみてください。
レンジャー 白鳥
2016年8月18日
夏から秋にかけて、草地や駐車場など開けた場所の上を群れで飛ぶトンボがいます。
体が黄色く後ろ翅が幅広いのが特徴の「ウスバキトンボ」です。
お盆の頃から多く見られるため精霊(しょうりょう)トンボとも呼ばれます。
ウスバキトンボの生まれ故郷は日本の南の南西諸島で、卵~成虫という世代を繰り返しながら日本列島を北上し夏から秋には東北地方や北海道でも見られます。
ただ寒さに弱いため、ほとんどの地域では冬を越せず死んでしまいますが、それでも翌年にはまた南から北へ一方通行の長い長い旅をします。
このトンボを見つけたら是非長い旅の不思議を考えてみてください!
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
2016年8月15日
7月23日に里山民家にて、親子で夏の生きものと触れあうプログラム「里山キッズレンジャー」が行われました。
子どもたちに生きものについて知ってもらい、レンジャーの様に、自然の楽しさを人に伝えられるようになろう!というプログラムです。
里山にはどんな生きものがいるのかな?と、出発前から子どもたちのワクワクが伝わってきます。
早速、虫捕り網とカゴを持って出発!
最初は原っぱにいる生きものを探しました。
ひたすら網で捕まえたり、しゃがみこんでじっくり草の中を覗き込んだり、生きものの探し方は色々あります。子どもたちが捕まえた生きものに、大人も興味しんしんでした。
生きものを良く観察してもらうために、生きものを傷つけない持ち方についても知ってもらいました。バッタ、トンボ、チョウでそれぞれ持ち方が違います。生きものをいたわる気持ちが強いのか、みんな真剣に聞いていました。さすがキッズレンジャー!
次は違う原っぱに行き、協力してバッタの追い込み漁をしました。白布の周りを皆で囲い、中央に向けて歩きながら、布にバッタを追い込みます。この日はコオロギの仲間やイナゴを捕まえることができました。たくさん見つかったイナゴも、国内では農薬の影響で数が減ってきている生きものです。
原っぱの次は、雑木林で生きもの探しです。雑木林に多くあるコナラやクヌギの樹液には、多くの昆虫が集まります。昆虫たちが好きな樹液とはどんな香りなのか、皆で鼻を近づけて確かめました。すっぱい香りがするため、お酢のように感じたようで、「体に良さそうなにおい!」といっている方もいました。
本日最後の生きもの探しは、田んぼです。
虫取り網を水網に持ち替えて、水中の生きものを探しました。
カエルやアメンボ、トンボのヤゴなどを見つけることができました。
さて、これで生きもの探しは終わりです。
お昼休みの後は、午前中に見つけた生きものをじっくり観察!
好きな生きものの絵と、その生きもののスゴいところも書いてもらい、最後に発表をしました。
子どもたちはとても細かいところまで良く観察できていて、レンジャーも気がつかなかったようなことを発見できた子もいました。みんなとてもレンジャーらしくなりました。
生きもの紹介を終えた後は、みんなで元の場所に返しに行きました。キッズレンジャーたちは「観察させてくれてありがとう!」と、感謝の気持ちで生きもの達を見送っていました。
次に公園に来たときには、今日見つけたものの他にも、もっと興味を引くような生きものがいるかもしれません。季節ごとにどんな生きものがいるか、観察をしていくとさらに楽しいと思いますよ。
レンジャー 白鳥
カテゴリー:イベントの報告|レンジャー発 公園トピックス|里山体験
2016年8月3日
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