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2016年9月30日
武蔵村山の名物といえば、「村山うどん」。
古くから、嫁に入る条件が“うどんが打てる”ことだったというほど、
広く市民に親しまれてきた、まさにソウル・フード。
地元の伝統食を伝える活動をしている、
公園ボランティアのみなさんを中心に
歴史ある村山かてうどんを作りました★
「かて」とは、漢字で書くと「糧」。
うどんにのせる青菜などの具材のことを指します。
公園にある畑で活動する公園ボランティアのみなさんが、
愛情込めて育てた小麦を100%使用した、地産地消のうどんです♪
まずは小麦粉を練って生地作り★
母屋の板の間でみんなでわいわいスタート♪
何度も何度も根気よく、しっかりこねていきます。
こね終わったら、足踏み工程に入ります。
ビニールに入れて足でぎゅっぎゅっと踏み込みます。
子どももしっかりお手伝い。
時計方向や、反時計方向に何度もぐるぐる回り、
色々な方向から生地を鍛えます。
こうすることで、弾力のあるうどんになるんです!
十分に踏めたら、いよいよ生地をのばします!
写真は、公園ボランティアで“伝統食つたえたい♪”の
活動を続けているボランティアさん。
洗練された手つきに思わず見とれてしまいます・・・。
のばしたら生地をたたんで、麺を切ります。
麺を切る作業も大事な作業!
同じ幅になるよう神経を集中!
切り終わったら、母屋のかまどで茹でていきます!
くっつかないように混ぜ続けるのがコツです♪
そして茹で上がったうどんがこちら!↓
みんなで協力して、立派な玉がたくさんできました!
器に盛って、公園の畑で収穫したナスやネギなどの
かてを添えたらできあがり♪
来園者の方々にもふるまい、
みんなでできたてをいただきました★
今年は今までで一番、コシがあって美味しい!という声も。
地元武蔵村山が誇るべき伝統食を、
次世代に繋いでいきたいですね。
参加されたみなさん、次はぜひおうちでも
チャレンジしてみてくださいね♪
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2016年9月23日
11日日曜日、里山ガイドウォークを開催しました。
午前中の雨にもかかわらず、18名の皆さんに参加いただきました。
そろそろ秋の気配、田んぼまわりを歩きました。
はじめに白鳥レンジャーによる、昔の里山についての紙芝居のはじまりはじまり!!
ここの里山の昔の姿や今に至る経緯、人との関わりをわかりやすく話してもらいました。
川沿いで、葉っぱをちぎって匂いを嗅いでもらいました。
さて何の匂いかな?
秋に見られるレモンエゴマという植物で、葉や花などレモンの匂いがします。
これからの季節田んぼ脇の原っぱは、バッタ天国。
そこでみんなでバッタ探し!
まずは、バッタについての説明と捕まえ方を教わりました。
捕まえたバッタは顔をよく観察して、仮面ライダー顔、ねずみ男顔、それぞれの写真の上に置かれたケースに分けて入れます。
さぁ、バッタ探しのスタートです。
大人も子供たちもみんな頑張って!!
兄弟力を合わせて、うまく捕まえられたかな?
捕まえたバッタをみんなで観察しました。
いろんな種類のたくさんのバッタが捕まり、「こんなにたくさんいるの」との感想もいただきました。
他にはヒガンバナやノハラアザミなど秋の花も見られました。
これから本格的な秋、夏とは違ういろいろな生きものたちが見られます。
また、ガイドウォークに参加してくださいね!
次回は、9月25日13時30分に里山民家に集合です!
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2016年9月17日
赤坂谷戸、細田谷戸周辺ではキバナアキギリが開花し始めています。
雑木林の林縁に小さくて淡黄色の花を咲かせます。
こちらは昨年の様子です。
今年の見ごろは今月下旬ごろになります。
そしてインフォメーションセンターでは、
これから見ごろを迎えるキバナアキギリを紹介する
「キバナアキギリWEEK」を本日より10/8まで開催いたします!
キバナアキギリの生態を紹介する展示パネルや、ぬりえコーナーなどを
設置しています♪
ぜひ初秋の野草観察に、里山に咲く日本のサルビア「キバナアキギリ」を見に
公園へお越しください♪
2016年9月16日
ノハラアザミの花は、筒状花という細い筒のような小さな花がたくさん集まったものです。ひとつの花に見えますが、小さな花の集合体なのです。このつくりのおかげで、花を見る角度によって色に濃淡がうまれ、深みのある色合いになります。
ノハラアザミには、チョウやハチなどの昆虫が蜜を求めてやってきます。昆虫がとまることで、花粉が押し出される仕組みを持っており、蜜を吸っている昆虫に花粉をつけて、運んでもらうのです。
ぜひ、里山民家にてノハラアザミと集まる昆虫を観察してみてください。
レンジャー 白鳥
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2016年9月11日
9月に入り、岸田んぼの稲穂は、だんだんと色が濃くなってきています。
そんな中、今年度2回目のボランティアミーティングを開催しました!
8月は暑いこともあり、ボランティア活動が通常より少ないため、
久しぶりに顔を合わせるみなさんも☆和気あいあいとスタート♪
6月~8月のボランティア活動報告や、
里山民家15周年記念プロジェクトの進捗を共有したり、
11月に予定しているボランティア視察会の場所を発表しました♪
活発な意見交換がなされ、ボランティア活動や公園を、
より魅力あるものにしたいという、みなさんの気持ちが伝わってきました☆
この日は公園ボランティア、スタッフ合わせ、総勢23名が参加★
多様な想いや視点が集まり、実りあるミーティングとなりました!
次回のボランティアミーティングは、年が明けた1月7日(土)です。
安全に楽しく活動していきましょう☆
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2016年9月10日
野山北・六道山公園では、第5回わいわいミーティングを開催しました!
「わいわいミーティング」とは、
公園に関わる方々や地域のみなさんなど
だれでも参加することができ、
わいわいと公園づくりについて話し合う場です。
今回のテーマは、宮野入の湿地環境について。
宮野入では、湿地環境が変化し、少しずつ陸地化が進んでいます。
そこで、前回のわいわいミーティングに引き続き、湿地をテーマに話し合いを開催!
この日は23名が参加!自己紹介をした後は、
湿地の現状や湿地再生に向けた提案など、スライドを使い
自然環境保全部のスタッフがみなさんに情報を共有★
そして、実際に現場を確認しながら、アイディアだし♪
湿地に暮らす生きものや植物への配慮、
環境教育や間近で観察する大切さについてなど、
活発に意見が交わされました♪
こちらは田んぼの近くにある中池。
近年、天候が不安定なこともあり水不足に悩まされています。
昔と比べずいぶん増えたアシを一部根から抜き、
少し泥を掘れば良いのでは?など、
どのようにすれば水がめとして、活用しやすくなるかを検討★
また、新しく水がめを作れそうな場所の候補地を見学♪
公園を想うみなさんからの様々な視点で、
参加者全員が「ここなら水がめとして穴を掘っても動植物への影響が少なく、
田んぼの水源確保に良さそうだね♪」という
場所が見つかりました!
最後は、歩いたコースを確認しながら、
現場であがった意見を共有しました★
アンケートでは、ミーティングが有意義だったという感想や、
湿地環境の進展を希望する声を多くいただきました!
今回は、湿地環境の整備について、
具体的な方向性を共有することができました♪
多くの方々が関わる公園で、人と自然に配慮した湿地づくりを
進めていきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします!
カテゴリー:里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2016年9月7日
岸田んぼでは
ようやく稲穂が稔(みの)りはじめました‼
たくさんの人の手によって大事に育てられた稲は、
暑い夏の気温や台風にも負けませんでした。
しかし、これからの時期は、
穂をついばみに来る鳥に注意をしなければなりません!
そこで、
鳥から稲を守るために、
今年も田んぼの守り神である
「案山子(かかし)」作りを行いました!
あいにくの雨で、
広場に張ったテントの下での開催となってしまいましたが、
それでも70人以上が集まってくれました☆
竹で骨組みを作り、
頭には干し草を詰め、
体は稲わらを束ね、
皆、それぞれ用意した古着を着せ、
試行錯誤しながら、皆で力を合わせて作っていきます♪
ちなみに竹は公園の竹林から、
稲わらと干し草は公園の田んぼや広場からとれたものです。
まさに公園の資源をフルに活用した案山子です♪
最後に、完成した案山子のPRポイントや
作品に込めた想いなどを紹介シートに書いてもらい、
案山子と一緒に記念撮影。
中にはその家族の特徴を表した微笑ましい案山子や、
独特の装飾をしているグループなども♪
今年は22体の案山子が完成しました。
どれも個性豊かで、素敵な案山子です。
皆さん、ぜひ岸田んぼに足を運び、
見に来てくださいね☆
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案山子コンテスト開催中!!
◆期間:9/1~9/30まで
◆里山民家の母屋で投票用紙を配っています。気に入った案山子に投票してみよう!
◆投票した方の中から抽選で、プレゼントが当たります!
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カテゴリー:里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2016年9月6日
各谷戸の園路脇で小さなピンク色の花が咲いています。
茎の先端に花が穂状に付くことからこれを狐の尻尾に見立てて
名付けられた「キツネノマゴ」。
この花には様々な虫たちがやってきます。
チョウで多いのがイチモンジセセリをはじめとした
セセリチョウの仲間やモンキチョウ。
忙しく花から花へと飛び回ります。
イチモンジセセリ モンキチョウ
ハナバチの仲間も常連です。
中でも出会えてうれしいのが、お尻の赤いハラアカヤドリハキリバチや
黒と鮮やかな青が美しいルリモンハナバチ。これらを見つけたらちょっとラッキー!
ハラアカヤドリハキリバチ ルリモンハナバチ
キツネノマゴは虫たちに蜜や花粉をご馳走し、
そのお代として花粉を運んでもらいます。
お互い命を繋ぐためになくてはならない関係なのですね。
里山民家駐車場東側の案内看板横に大きな群生があり良い観察ポイントです。
河野レンジャー
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
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駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。