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2018年2月12日
里山民家でガイドウォークが開催されました。とても寒い日でしたが、4名の方が来てくれました。
まずは、民家前の湿地にきました。ヨシやオギの茂みでは、アオジやホオジロがおり、雪がとけた地面で採食している様子を観察できました!
次は丸山にやってきました!
園路沿いの木を見てみると、バッタが枝に刺さっています!
これはモズのはやにえと呼ばれるものです。はやにえをする理由ははっきりとはわかっていませんが、縄張りの主張や食べ損ないが残ったものと言われています。
ここではキッズレンジャーが大活躍!
参加者の方々に、はやにえについて説明してくれました。キッズレンジャーの話に耳を傾け、熱心に聞いてくれました。
中池では小鳥の冬の食べものを観察しました。オギの茎の中ではガの幼虫が冬を越しており、コゲラというキツツキの仲間は茎を割って幼虫を食べています。
野鳥の餌付け問題についても触れました。人がエサを与えると、食べものを探す能力が衰えたり、栄養バランスが悪くなるなど様々な悪影響が考えられます。
最後はササ藪にいたガビチョウを観察しました。鳴き声はとても多様で、声も良いために、外国からペットとして連れてこられましたが、いつの間にか野生で増えてしまっている野鳥です。ウグイスなどのササ藪に暮らしている野鳥にとっては、住み家や食べ物が減ってしまうことも考えられます。
生きものを人間の都合で逃したりすると、もともと暮らしていた生きものが被害を受けることがあります。生きものを飼う場合には、最後まで世話をするようにしましょう。
公園は自然が多く残っているため、食べ物が豊富で沢山の野鳥を観察することができます。季節や時間帯を変えると、見られる種類がまた変わりますので、公園に何度も足を運んで野鳥を観察してみてくださいね。
観察の際は、野鳥との距離や他の利用者などの配慮を忘れず、皆で気持ちよく公園を利用しましょう!
白鳥レンジャー
カテゴリー:ガイドウォーク
2018年2月11日
12月~1月にかけて、狭山丘陵の都立公園では「野鳥観察マナーアップキャンペーン」を開催しています。それに合わせて、里山民家にてビギナー向けの野鳥観察イベントが開催されました。日本野鳥の会・奥多摩支部より講師をお招きし、里山の野鳥を解説してもらいました。
まずは民家前の湿地にやってきました。茅の合間を小鳥が飛び交っています。
ここではホオジロやアオジといった野鳥が観察できました。
ふと地面を見てみると、野鳥の羽が落ちていました。おそらくメジロのもので、他の生きものに襲われたようです。
羽を観察する機会は少ないので、落ちていたらよく観察してみましょう!
次は中池にやってきました。
ここは、シジュウカラやメジロやコゲラなど小鳥が食べものを求めてよく集まっている場所です。
ヨシの茎を割ってみると、中にはガの幼虫が入っていました。特にコゲラは、これを食べるために集まってきています。
レンジャーからは、公園で問題になっている餌付けについて解説をしました。
人が餌を与えてしまうと、栄養バランスが乱れたり、渡り鳥などは移動する時期がずれを逃したりする可能性があります。自然の姿を観察しましょう。
冬は雑木林の落葉樹に葉がなく、見通しが良いので野鳥観察にはうってつけの季節。
プログラムを通じて合計18種の野鳥を観察することができました!
楽しみながら、正しいマナーもしっかり覚えてもらえた今回の野鳥観察会。
皆様もぜひ、グッドマナーで野鳥観察をお楽しみください♪
白鳥レンジャー
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TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
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