ホーム > 野山北・六道山公園 > 野山北・六道山公園だより > 2019年4月
2019年4月28日
雨上がりの蒸し暑い園内でシラカシの木の周りを飛ぶムラサキシジミを発見しました。
何度か木にとまって、おしりを擦り付けている様子。
もしかしてと思い、幹をよく見てみると…。
ありました!ムラサキシジミの小さな卵です。
ムラサキシジミは成虫で冬を越し、翌春卵を産みます。
卵は1~2週間で孵化し、1カ月半ほどで成虫になります。
この卵は無事に育つでしょうか?巡回時に見守っていきたいと思います。
塚本レンジャー
カテゴリー:生きもの情報
2019年4月26日
里山民家の田んぼ作業が始まりました!
初めに行う荒起こしは、
いい稲を育む土を作るために行う大切な作業です。
講師の岸田んぼ会、公園ボランティア、
「じっくり田んぼコース」の参加者の
約100名で作業を行いました。
荒起こしは力仕事です。
初めにしっかり体をほぐして、活動開始!!
まずは肥料まき。
稲の成長に偏りがないように
田んぼの端まで、
まんべんなく均一に撒いていくのがポイントです!
次は、いよいよ荒起こし!!
クワを持ち、土を耕していきます。
初めての方も、少しずつクワの使い方に慣れ、
参加者全員で一生懸命、作業を進めていきました!
午後は、毎年好評のパークレンジャーによる
「里山発見プログラム」も同時に開催!
田んぼや雑木林で生き物を探して、よく観察して、
最後にみんなでスケッチをしました^^
当日は、快晴で日差しは強かったですが、
ひんやりとした風が心地良い絶好の荒起こし日和でした。
作業も予定していたより早く進み、
田んぼ活動の幸先いいスタートとなりました!
参加者の皆さま、ありがとうございました!!
今年も1年間、一緒に頑張っていきましょう♪
カテゴリー:おすすめ|イベントの報告|里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2019年4月23日
4月14日、里山民家にてのやまキッズプログラムを開催しました!
今回は原っぱや田んぼの春の生きものたちに「触れる」ことがテーマのプログラム。みんなで様々な動植物に触れてみました!
まずは生きものの触り方の練習。模型を使って、ちょうちょやバッタの持ち方クイズを行いました。どちらの虫も持つところは体の真ん中。はねやあしを持つと虫を傷つけてしまうことがあるので、注意しましょう。
レンジャーによる捕まえ方の実践。虫をとるときは下からすくいあげるようにしてとると、上手にとれます!
レンジャーがとったバッタの仲間のツチイナゴにみんなで触れてみました。
楽しそうにバッタにタッチ。初めてでおっかなびっくりの子もいたけど、みんな触れることが出来ました!
次は植物を紹介しました。タネツケバナは田んぼでよく見る植物で、葉っぱを食べることが出来ます。今回は特別にその葉っぱを味わってみました。
次に紹介した植物の楽しみ方は、においをかいでみること。植物のはっぱには様々なにおいを発するものがあります。
アオキの葉っぱは強い独特の香りを発します。それぞれの子によって、においの好みはわかれました。
こちらのカキドオシはハーブのような爽やかなにおいがします。身近な場所にある植物たちもにおいをかぐことで、新しい発見をすることが出来ます!
触って、味わって、においをかいで…里山の生きものには触れてみることでわかる様々な楽しみ方があります。
皆さんもぜひ里山民家でいろいろな生き物に触れてみてください!
次ののやまキッズプログラムは5月12日(日)です。皆さんのご参加をお待ちしています!
*公園では動植物の採取はご遠慮いただいています。今回捕まえた生きものも最後は逃がしてあげました。また、今回は事前に確認をとって、特別に口に入れています。
塚本レンジャー
2019年4月12日
3月24日、里山民家にてガイドウォークを開催しました!
今回は民家の周りの色々な環境で、春の生きものをさがすプログラムです。26名の方が参加してくれた今回のプログラム。いったいどんな春の生きものが見つかったのでしょう?
まず民家の南側でツクシを観察しました。実はツクシという名前は正式名称ではありません。正しくはスギナといい、ツクシはスギナの胞子を飛ばすための部分です。意外なツクシのヒミツに、参加者の皆さんは驚いていました。
次は畑の脇で春の生きものをさがします。
ここではたくさんのナズナが花を咲かせていました。ペンペングサとも呼ばれるナズナ。今回は特別に皆さんにお配りし、茎を振って、ペンペンという音を聞いてみました。
雑木林の周りでも生きものをさがしました。ここでは薄紫の花がとても美しいタチツボスミレや葉が出始めたウバユリなどを観察しました。
タチツボスミレ
最後は田んぼの周りを歩いて生きものさがしです。子どもたちが見つけてくれたのは…
羽を広げて休んでいるルリタテハです。成虫で冬を越すチョウで、春になって暖かくなってくると活動を始めます。まだ寒いのか、はねをいっぱいに広げて日光浴をしていました。
たくさんの春の生きものを観察できた今回のプログラム。これから初夏に向かって見られる生きものはどんどん変わっていきます。皆さんもぜひ、里山民家に遊びに来て、季節の移り変わりを感じてみてください♪
次の野山ガイドウォークは4月28日(日)。その日は里山民家の春祭りもありますので、ぜひ一緒にガイドウォークにもご参加ください!
塚本レンジャー
カテゴリー:ガイドウォーク
2019年4月12日
「野外活動安全管理講習~春の基本編~」を行いました!
今年度も雑木林で活動する方だけでなく、
野外で活動するボランティアさんにも声をかけ、
より皆さんに安全を意識して頂ける講習となりました。
午前は、森林アドバイザーの松井一郎先生を講師に迎え
野外活動における安全管理の基礎知識や、刃物の取り扱いについて学びました。
講習の中では、野外で安全に活動するために、
間違い探しなどのワークショップを通して、理解を深めてもらい、
野外活動に潜む多くの危険を確認・共有しました。
午後は外に出て、実践。
その前に装備を整え、みんなで準備運動!
いよいよ実習地へ移動!
はじめに、午前中の講習を思い出しながら、
鎌の使い方を確認しました。
その後、実際に道具を使って下草刈りを行いました!
初めてこの講習に参加したボランティアのメンバーは
周りの経験のあるみなさんに教わりながら、みんなで協力し合って作業しました。
作業後の実習地は、高く伸びた下草がなくなり、すっきり!
最後は、道具の手入れ。
鎌、剪定バサミなど、それぞれの手入れ方法をみんなで確認し、班ごとに実践!
講習の参加人数は、2回合わせて約70名でした。
2回目の講習は、残念ながら悪天候のため屋外での作業はできませんでしたが、
道具の扱いについてより詳しくレクチャーを受け、充実した講習となりました。
今回の講習で学び、確認したことを忘れずに
これからの野外での活動を安全に楽しく行っていきましょう!
次回の夏の安全管理講習もぜひ参加してくださいね!
カテゴリー:野山北・六道山公園ボランティア
2019年4月8日
フキノトウやツクシ、桜も開花し、春を身近に感じますね。
3月17日に2019年度「親子里山学校じっくり田んぼコース」の
オリエンテーションが開催されました!
じっくり田んぼコースでは、
年間を通し、親子で荒起こしから脱穀までお米を育てる過程を体験できる
人気のコースです。
今年も定員を大きく上回るご応募をいただきました!
初回となるオリエンテーションでは、
これから一年間一緒に活動していく仲間や
サポートしてくれる田んぼボランティアとの顔合わせ♪
前半は丹レンジャー案内のもと
これから皆さんが活動する田んぼや雑木林などをめぐる
ガイドウォークに出発しました。
まずは、公園の成り立ちの説明をし、荒起こし前の田んぼには
どんな生き物や植物がいるのか探しました。
公園に初めてくる参加者が多く、皆さんがワクワクした気持ちで
参加してくれているのがとても伝わりました♪
道中にはフキノトウも発見!
そして湿地には、アカガエルの卵たちが!
今年は100個以上の卵が見つかったそうです。
湿地で作業していた公園ボランティア「生き物倶楽部」の皆さんからも
活動や生き物の紹介をしてもらいました。
後半は室内で、スライドを見ながらのレクチャー。
公園の概要や一年間の田んぼ活動を写真で紹介♪
田んぼ経験をしたことがない方が多いようで、この1年間で
どのような変化が訪れるか楽しみですね★
4月20日にはいよいよ荒起こしを行います!!
新たな仲間たちと一緒に
これから一年田んぼ活動を通して、
里山の風景づくりをしていきましょう♪
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
野山北・六道山公園 里山民家へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
野山北・六道山公園あそびの森・冒険の森へのアクセスをご紹介します。
徒歩 15分
徒歩 15分
徒歩 10分
徒歩 15分
野山北・六道山公園六道広場へのアクセスをご紹介します。
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。