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2020年2月12日
12月~1月にかけて、狭山丘陵の都立公園では「野鳥観察マナーアップキャンペーン」を開催しています。それに合わせて、里山民家にてビギナー向けの野鳥観察イベントが開催されました。
日本野鳥の会・奥多摩支部より講師をお招きし、双眼鏡の使い方や、野鳥の見つけ方を教えていただきました。
当日は天気が心配されましたが、雨が降ることもなく、気温もちょうどいい一日になりました。17名の方が参加してくれた今回のイベント。
講師より教えていただいた野鳥観察のコツとあわせて、イベントの様子をレポートします。
まずは双眼鏡の使い方をレクチャー。初めて使う人もいたため、使い方や見方のコツを教えていただきました。
双眼鏡も使えるようになったところで、いよいよ観察スタートです!
まずは里山民家前付近で野鳥を探してみます。早速、ヒヨドリが見つかりました。
ヒヨドリは開けた場所を好み、個体数も多いので観察しやすい野鳥の一種です。ヒッヒッと鳴きながら波打つように飛ぶため、飛ぶ姿でも見わけることができます。
次は神明入谷戸へ移動。ここでは野鳥の好む食べ物も紹介していただきました。
例えば、このコバルトブルーが美しいジャノヒゲの実はシロハラという野鳥の大好物で、ジャノヒゲがあるところを覚えるとシロハラも観察しやすくなります。
このように野鳥の好きな食べ物を覚えて、そこで待っているとお目当ての野鳥に出会える確率が高くなります。
神明入谷戸から戻ってきたところで、アオジとカシラダカとホオジロを見つけることが出来ました。アオジ、カシラダカ、ホオジロはいずれもやぶ茂みを好みむスズメほどの小鳥で、見た目や鳴き声も似ています。でも、人に驚いた時の反応が3種では異なり、群れでやぶの中に逃げるのがアオジ、群れでやぶや木の高いところに逃げるのがカシラダカ、1羽~数羽で木の上に逃げるのがホオジロと大まかに区別することができます。このような野鳥の好きな場所を知ることも野鳥観察のコツの一つです。
アオジ
田んぼの周りでは、ダイサギやセグロセキレイ、キセキレイなど水の近くを好む野鳥を観察することが出来ました。里山民家の周りには色々な環境があり、それぞれの環境を好む野鳥を見ることが出来ます。
最後にレンジャーから野鳥観察のマナーを紹介して、イベントは無事に終了!
今回は約20種類の野鳥を観察することが出来ました。
里山民家の周りには雑木林や湿地、原っぱなど様々な環境があるため、多くの野鳥を観察することができます。この冬は是非、皆さんも野鳥観察を楽しんでみましょう♪
※狭山丘陵の都立公園内では、園路・デッキを集団又は三脚等で塞ぐ方や、餌づけ、営巣場所に無理やり接近する行為など、一部ではありますが他の来園者、野鳥への配慮を欠く方が見受けられます。
人も野鳥も気持ちよく公園を利用できるよう、マナーを守って野鳥観察を楽しみましょう。
塚本レンジャー
カテゴリー:イベントの報告|レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
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