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2019年9月23日
9月16日(月祝)に、
今後のボランティア活動の
取り組みに活かしたいという思いから、
野山北・六道山公園ボランティアと
狭山公園友の会のメンバーで
横浜にある舞岡公園に視察に行きました☆
横浜市営地下鉄「舞岡駅」から徒歩約25分、
JR戸塚駅東口より江ノ電バス「京急ニュータウン」下車 徒歩1分
で公園に入り、雑木林や田んぼを抜けると
立派な古民家が現れます!
舞岡公園では、野山北・六道山公園 里山民家と同じく
古民家を中心としたボランティア活動が行われています。
市立公園と都立公園の違いはありますが、
公園の周辺は住宅街であるなど
様々な面で里山民家と共通点があります!
今回は、舞岡公園のボランティア事務局の方からお話を伺い、
ボランティアさんとも交流しながら、現地施設などを案内してもらいました♪
最初に公園の窓口である事務局のスタッフの方から
公園について説明です!
説明後の質疑応答では、
野山北・六道山公園ボランティアから、
今後のボランティア活動の運営についてなど
積極的に質問が出ました。
その後、施設や田んぼなどを案内していただきました!
整理整頓された納屋や蔵、田んぼの様子などに
野山北・六道山公園ボランティアも興味深々でした♪
最後に野山北・六道山公園ボランティアと
舞岡公園のボランティアの皆さん、事務局スタッフの皆さんと記念撮影★
舞岡公園の皆さん、本当にありがとうございました!
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2019年8月9日
7月20日、里山民家にて「里山キッズ探検隊」を開催!
夏冬の年2回開催している小学生向けの自然体験プログラムで、今回は夜の里山を散策しながら、暗闇で活動する夏の生きものを観察しました。
さて、どんな生きものが見られるのでしょうか。夕暮れを待って、19名の親子と一緒に探検に出発です!
まずは田んぼでエサを探すコウモリを観察しました。
コウモリの飛ぶ様子に、参加者からは驚きの声が上がっていました!コウモリは暗い夜空で「超音波」を利用することで、暗闇の中でもエサとなる虫を探したり、コウモリ同士ぶつからないよう上手に飛ぶことができます。
今回は特殊な機械を使って、コウモリの超音波を聞きました!コウモリたちの小さな声を聞くことが出来て、参加者の皆さんも感動していました。
次は雑木林で夜の生き物を観察しました。
雑木林では木を見上げて、生きものを探しながら歩きました。
ここではヒグラシやノコギリクワガタ、そしてカブトムシのメスも見ることができました!これには子どもたちはもちろん、大人も大興奮です♬
今回は、光で虫をおびき寄せる特別な装置「ライトトラップ」も用意しました。どんな虫が来ているのでしょう?
今回は羽アリが飛び始める時期と重なったこともあり、たくさんのアリを見ることが出来ました!
コガネムシの仲間
シャチホコガの仲間
さらに田んぼならではのこんな虫も。
ゲンゴロウに近い「ガムシ」の仲間。主に水草を食べます。
里山民家の周りには雑木林があり、草原があり、水辺があります。ライトトラップでもそんな3つの環境の生きものを観察することが出来ました。
明るい日中、暗い夜。それぞれの時間ごとに見られる生きものも様々!
たくさんの命を支える里山がどれほど大切なのか、子どもたちも肌で感じてくれたようです。
*公園内の生きものは持って帰ってはいけないというルールがあります。公園の生きものは、観察後にもとの場所に戻してあげてください。
塚本レンジャー
2019年6月5日
里山民家では、
5月の人気イベント!手もみ茶づくりを行いました☆
本格的な手もみ茶づくりを指導してくださるのは
「東京狭山茶手もみ保存会」の山本正美先生。
サポートしてくださるのは、
公園ボランティア「お茶隊」の皆さんです!
まず、公園の茶畑でお茶摘み体験。
公園ボランティアと一緒に、
どんどん新芽を摘んでいきます。
今年は新芽が出る時期とタイミングが合い、
丁度良い茶葉を積むことができました♪
茶葉が集まったら里山民家へ参加者の皆さんと運びます。
まず茶葉を選別し、
蒸し器で蒸し、
蒸した葉を冷ます作業を体験します♪
★ここで使う蒸し器と、
ホイロ(手もみ茶を作る台)は
「東京狭山茶手もみ保存会」からお借りしました。
作業手順は、山本先生とお茶隊の皆さんが丁寧に指導してくれます。
そして、いよいよ実践!
手もみ茶作りスタートです☆
約8つの工程を経て、お茶は完成します。
これからが長~い道のりです。
初めはなかなか思うようにはできませんが、
集中しながら楽しんで手もみ茶作りを体験していました!
また、今年は初挑戦!
お昼の時間を使って、山本先生から
美味しいお茶の入れ方や、茶道具について
解説をしていただくことができました。
今すぐ実践できるためになるお話をたくさん聞くことができました♪
夕方、長い行程を経て、ようやくお茶が完成し、みんなで試飲します。
自分で摘むところから初めて作ったお茶は特別な一品ですね☆
参加された皆さんからは
「茶つみから手もみ茶すべての工程を
体験することができた事が貴重な経験となった。」
「いっぱい摘んでも5分の1くらいにしかならないこと。
一瞬で飲みほしてしまうのに作るのは1日で大変だなと思った。」
などたくさんの感想をいただくことができました!
ご協力くださった
山本先生を始めとした、
「東京狭山茶手もみ保存会」の皆さん、
公園ボランティア「お茶隊」の皆さん、
本当にありがとうございました!!
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2019年6月2日
里山民家の初夏といえば…
毎年恒例!長野修平先生(ネイチャーワークス)を講師に迎え
「竹盆づくりとソトカフェ」イベントが開催されました☆
実際に切り倒すところを見学し、切り出した竹を運んだら、
いよいよ竹盆づくりに入ります!
長野先生から説明を受け、
サポートボランティアにコツなどを聞きながら鉢を作ります。
鉢が完成したら、園内にあるモミジやコナラの実生、
コケ、ジャノヒゲなどを採取します。
(※今回の作業は講座の一環で行いました。
都立公園内での動植物の採取は禁止されています)
仕上げは、雑木林で!
雑木林の土も使い、採取した植物を植え込みます。
竹盆が完成したら、ソトカフェTimeです^^
いいお天気の中、雑木林の木陰で竹盆を眺めながら
ざっくばらんな会話をし、ゆったりとした時間を過ごしました♪
当日は、
「この里山の一部を切り取って創るという所が楽しかった」
「のんびりゆっくり過ごせました」
「生き方の参考になりました」
という声が聞かれました^^
竹盆を見ながら、里山を思い出してくださいね!
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2019年5月28日
4月~5月にかけて、狭山丘陵の都立公園では「植物観察マナーアップキャンペーン」を開催しています。
それに合わせて、5月14日に植物写真家のいがりまさし氏をお招きし「里山の春の植物観察&写真ワークショップ」を開催しました!
天気が心配されましたが、幸い大きく崩れることもなく、フィールドでの撮影もできそう。
今回は里山民家のまわりを歩きながら、植物の撮影や観察のコツを教えていただきました!
今回教えていただいたポイントの一つが「背景」です。写真撮影において背景はとても大切。色々な場面で、どのような背景で植物を撮ると主役が際立つかをレクチャーしていただきました。
いがりさんのアドバイスを受け、早速実践!
いがりさんの撮った写真を見せてもらいながら、様々な構図にチャレンジしてみました。
いがりさんに教えていただいたもう一つのポイントは身近な植物をじっくりと観察すること。今回のワークショップでも、普段気づかなかった植物の魅力を皆さんも感じることが出来たようです。
ヒノキの花の写真を撮る参加者
午後からは室内でレクチャー。
先ほど皆さんが撮った写真を見ながら、いがりさんがそれぞれの写真の良いところや、改善案などを的確に教えてくれました。
さらに、ミュージシャンでもあるいがりさんの生演奏も聞くことができました!
美しい映像と共に流れる音色に、皆さん聞き入っていました。
いがりさんへの質問コーナーも。おすすめの撮影ポイントやカメラの種類など、いろいろな質問に答えてくれました。
植物観察マナーアップの狙いもあった今回のイベント。都立公園では植物を採取しないことや、撮影の時は他の植物を踏まないよう気をつけるなど、植物観察にもルールがあります。
我々レンジャーからもそんな植物観察のマナーについて、参加者の皆さんにお願いしました。
たくさんの植物が観察できた今回のイベント。これからの季節、見られる植物はどんどん移り変わっていきます。
皆さんも、ぜひ観察の時のマナーも気をつけながら、植物たちのきれいな写真を撮ってみてください♪
塚本レンジャー
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2019年5月17日
2019年5月3日
今年も竹林整備を行いました!
竹林整備とは、明るい竹林を維持するための作業です。
竹林は、傘をさして歩けるほどの間隔で
竹が生えているのが理想と言われているのですが、
たくさんタケノコができて、竹がどんどん増えてしまうと、
うっそうとした暗い竹林になってしまいます。
この整備は、里山風景の一部である、
「日の光がはいる明るい竹林」を維持していくための
とても重要な活動になるのです!
※今回の整備はボランティア活動の一環で行っています。
都立公園内での動植物の採取は禁止されています。
竹林整備は神明入(雑木林エリア)、大将山で実施♪
各エリアでは、先輩ボランティアによるデモンストレーションを行いました。
作業のコツだけでなく、
「タケノコを掘ったあとは必ず穴を埋めましょう!」とマナーまで、
しっかり教えてもらいます。
早速、初めてのボランティアも実践☆
タケノコを傷つけないよう、少しずつ慎重に掘り出します。
今年はタケノコが少なく、最初のうちは見つけるのも大変でしたが、
慣れてくると、どんどん見つかり、みんなで協力して掘り出していきました!
子どもたちも大人と一緒に一生懸命作業しました^^
皆さん、整備作業お疲れ様でした!!!
今年は一回のみの開催でしたが、200本近くものタケノコが採れました!
お天気も良く、竹林の中は程よくひんやりとしていて作業日和でした。
タケノコは来園者の皆さんに提供し、
お持ち帰りになる方には、都立公園サポーター基金へご協力いただきました。
これで、今年も里山らしい美しい竹林の風景が保てますね!
ボランティアの皆さん、お疲れ様でした!
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2019年4月26日
里山民家の田んぼ作業が始まりました!
初めに行う荒起こしは、
いい稲を育む土を作るために行う大切な作業です。
講師の岸田んぼ会、公園ボランティア、
「じっくり田んぼコース」の参加者の
約100名で作業を行いました。
荒起こしは力仕事です。
初めにしっかり体をほぐして、活動開始!!
まずは肥料まき。
稲の成長に偏りがないように
田んぼの端まで、
まんべんなく均一に撒いていくのがポイントです!
次は、いよいよ荒起こし!!
クワを持ち、土を耕していきます。
初めての方も、少しずつクワの使い方に慣れ、
参加者全員で一生懸命、作業を進めていきました!
午後は、毎年好評のパークレンジャーによる
「里山発見プログラム」も同時に開催!
田んぼや雑木林で生き物を探して、よく観察して、
最後にみんなでスケッチをしました^^
当日は、快晴で日差しは強かったですが、
ひんやりとした風が心地良い絶好の荒起こし日和でした。
作業も予定していたより早く進み、
田んぼ活動の幸先いいスタートとなりました!
参加者の皆さま、ありがとうございました!!
今年も1年間、一緒に頑張っていきましょう♪
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2019年4月8日
フキノトウやツクシ、桜も開花し、春を身近に感じますね。
3月17日に2019年度「親子里山学校じっくり田んぼコース」の
オリエンテーションが開催されました!
じっくり田んぼコースでは、
年間を通し、親子で荒起こしから脱穀までお米を育てる過程を体験できる
人気のコースです。
今年も定員を大きく上回るご応募をいただきました!
初回となるオリエンテーションでは、
これから一年間一緒に活動していく仲間や
サポートしてくれる田んぼボランティアとの顔合わせ♪
前半は丹レンジャー案内のもと
これから皆さんが活動する田んぼや雑木林などをめぐる
ガイドウォークに出発しました。
まずは、公園の成り立ちの説明をし、荒起こし前の田んぼには
どんな生き物や植物がいるのか探しました。
公園に初めてくる参加者が多く、皆さんがワクワクした気持ちで
参加してくれているのがとても伝わりました♪
道中にはフキノトウも発見!
そして湿地には、アカガエルの卵たちが!
今年は100個以上の卵が見つかったそうです。
湿地で作業していた公園ボランティア「生き物倶楽部」の皆さんからも
活動や生き物の紹介をしてもらいました。
後半は室内で、スライドを見ながらのレクチャー。
公園の概要や一年間の田んぼ活動を写真で紹介♪
田んぼ経験をしたことがない方が多いようで、この1年間で
どのような変化が訪れるか楽しみですね★
4月20日にはいよいよ荒起こしを行います!!
新たな仲間たちと一緒に
これから一年田んぼ活動を通して、
里山の風景づくりをしていきましょう♪
2019年1月26日
12月~1月にかけて、狭山丘陵の都立公園では「野鳥観察マナーアップキャンペーン」を開催しています。それに合わせて、1月13日野山北・六道山公園にてビギナー向けの野鳥観察イベントが開催されました。
日本野鳥の会・奥多摩支部より講師をお招きし、双眼鏡の使い方や、野鳥の見つけ方を教えていただきました。
快晴の下、18名の方が参加してくれた今回のイベント。どんな野鳥が見られたのでしょうか!?
まずは双眼鏡の使い方をレクチャー。初めて使う人もいた中、使い方や見方のコツを教えていただきました。
双眼鏡も使えるようになったところで、いよいよ観察スタートです!まずはインフォメーションセンター付近で野鳥を探してみます。早速、ジョウビタキやモズといった開けた場所を好む鳥が見つかりました。
次はエヶ入谷戸へ移動。ここではカシラダカやアオジなどやぶを好む鳥の群れが見られました。
カシラダカ
アオジ
また、ここでは思いがけずアオゲラという緑色の羽が美しいキツツキの仲間も見ることができました!懸命に木をつついていましたが、中の虫を食べていたのでしょうか?
レンジャーからは野鳥観察のマナーを紹介しました。特に今公園で問題となっているのは野鳥に対する餌付けです。人がエサを与えると、自分でエサを探さなくなったり、渡りの時期を逃してしまうことがあります。自然の姿を観察しましょう。
イベントの最後には上空を舞うノスリ、ルリビタキも観察することができました。ルリビタキの愛らしい姿には、皆さんも笑顔に!
10種類以上の野鳥を観察することができた今回のイベント。冬は雑木林の見通しがよくなり、観察にはうってつけの季節です。皆さんも野鳥や周りに配慮しながら、観察してみてください♪
塚本レンジャー
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
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野山北・六道山公園 里山民家へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
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野山北・六道山公園あそびの森・冒険の森へのアクセスをご紹介します。
徒歩 15分
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野山北・六道山公園六道広場へのアクセスをご紹介します。
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。