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2018年5月19日
雨が降り出しそうな曇り空の中、子どもたちと野山北・六道山公園の自然を楽しむ「のやまキッズプログラム」を開催しました。
里山民家のすぐ裏にあり、ボランティアの皆さんと一緒にお米を育てている岸田んぼの一画に、今年からどろあそびを楽しめるスペースができました。
今回はそこで子どもたちとどろあそびをしてみました♪
集まってくれた子どもたちは35人。
みんな長靴や靴下を用意して、やる気まんまんです!
まずは、この季節だからこそ見られる生きもの探し。
この葉っぱはウマノスズクサという植物で、
ジャコウアゲハというチョウの幼虫の大好物です!
今の時期は卵が見つけられます。
みんな一生懸命に卵を探しています。
見つかりました!卵です!
赤くて宝物みたいな卵ですね。
ジャコウアゲハが産卵できるのも、
ウマノスズクサが育つようにボランティアの皆さんが手入れしているおかげです。
その後、田んぼに入る準備をしていると…
なんとヘビが登場!
ヒバカリという小さなヘビです。
早速、みんなで観察して、ヘビを触ってみました。
「つるっとした!」、「舌をだしてるよ!」
おっかなびっくりでしたが、子どもたちは間近で見るヘビにそれぞれ発見があったようです。
ヘビを逃がしてあげた後は、いよいよお待ちかねの田んぼ!
のはずだったのですが、なんと雨が強くなって中止…。
ちょっとしか入れませんでしたが、
子どもたちはどろの感触を楽しんでいました!
今回は天気が悪く、いっぱいどろあそびができなかったのですが、
このどろあそび場は6月くらいから遊べるようになります。
子どもたちも、「また来てもっとどろあそびしたい!」と、
どろあそび場に期待していました。
皆さんもぜひ、ルールを守ってどろあそびを楽しんでみてください♪
詳しくは、都立野山北・六道山公園インフォメーションセンターまでお問い合わせください。
塚本レンジャー
2018年5月18日
夏も近づいてきました!
里山民家では、手揉み茶をつくるイベントを開催しました。
本格的な手揉み茶づくりを指導してくださるのは
「東京狭山茶手揉み保存会」の山本正美先生。
サポートしてくださるのは、
公園ボランティア「お茶隊」の皆さんです!
まず、公園の茶畑へ行って、お茶摘み体験。
公園ボランティアと一緒に、どんどん新芽を摘んでいきます。
ちなみに、腰につけている茶摘みカゴは
公園ボランティア「里山クラフト工房」の皆さんが
公園の竹で作ったものです♪
茶葉が集まったら里山民家へ運び、
この大きな蒸し器で蒸していきます。
手馴れたお茶隊メンバーがどんどん進めていきます。
参加者も先生の説明を聞きながら、興味津々。
蒸す作業や冷ます作業も体験していきます♪
そして、いよいよ手揉み茶作り開始☆
約8つの工程を経て、お茶は完成します。
これからが長~い道のりです。
なかなか思うようにはできませんが、
楽しそうに体験されています!
さあ、いよいよ終盤です。
手つきが複雑になり、
伝える方も学ぶ方も、一層熱が入ります。
そして!!
夕方、ようやくお茶が完成し、みんなで試飲します。
自分で最初から作った手揉み茶は、格別な味ですね!
参加された皆さんからは
「お茶が出来るまでがこんなに大変だったことを体験でき、うれしく思います。」
「先生はもちろんですが、
沢山のボランティアさんのサポートがとても良いと思いました。」
「こんなに沢山の行程があるとは知らず、少々疲れました。楽しかったです。」
などの感想をいただきました!
ご協力くださった
「東京狭山茶手揉み保存会」の皆さん、
公園ボランティア「お茶隊」の皆さん、
本当にありがとうございました!!
カテゴリー:イベントの報告|里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2018年5月11日
春らしい爽やかな青空の下
100名近くのボランティアや協力団体とともに
春祭りを開催しました!!
毎年大盛況のお祭りですが
今年は昨年より来園者が増加し、
なんと863名の方が楽しんでくれました♪
会場には様々なブースが並び、
各コーナー大賑わいです☆
まず、今年初のコーナー「里の竹細工」
ボランティア活動「里の竹細工」が
里の材である竹を活用し
可愛いキーホルダーを来園者と一緒に作っていました!
「マキ割り体験コーナー」です☆
ボランティア活動「雑木林」が中心になり
小さな子から大人まで、マキ割りのサポートをしていました♪
みんなで割った薪は、里山民家の囲炉裏やかまどで使います!
今年もボランティアの力作が勢ぞろい!!
「里のお土産コーナー」
春らしい作品が並びました♪
昔懐かしい
「昔遊びコーナー」
大人も子どもも夢中です!
名物「里山のこいのぼりコーナー」では、
公園で採取したアズマネザサを使って
オリジナルこいのぼり作り♪
「茶摘み&手もみ茶体験♪」では、
一般参加者が実際に茶摘み、簡単手もみ茶作りを体験!
茶の摘み方をレクチャーしています。
早速、茶摘み体験スタート!
広い茶畑で迷いそうだね♪
お~い!
茶畑から戻った後は
摘み立てのお茶で、手もみ茶体験!
民家前では、
ボランティア活動「伝統食つたえたい♪」が中心になって
草だんごのふるまいが! 中に入っているヨモギは、今年の春に摘んだもので
来園者の皆さんも大喜びでした。
きれいな春色ですね♪
この草だんごは、
実際に母屋でかまどを使い、作ったものです。
「ご案内所」では、
1日を通して、来園者の対応をしてくれました☆
午後には里山ガイドウォークがあり
里山の生きものをたっぷり紹介!
たくさんの方々が参加してくれました。
この他にも、
里山ギャラリー、里の生きもの紹介、里山の花ガイド
里山スタンプラリー、里山クラフト、公園グッズ販売
など、どこも大賑わいでした!
そして、今年も“武州村山太鼓むつき会”の皆さんによる太鼓の演奏が
さらにお祭りを盛り上げてくださいました!
また、 “西多摩マウンテンバイク友の会”の皆さんには
事前準備から春祭り開催広報、ご案内、
公園内の自転車マナーアップの呼びかけと、
たくさんご協力いただきました♪
ボランティアの皆さん、協力団体の方々
近隣の方々の協力のおかげで、たくさんの力が集まり
里山春祭りは無事終了しました!
ありがとうございました!
カテゴリー:イベントの報告|ガイドウォーク|里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2018年5月7日
里山民家の田んぼ作業が始まりました!
今回は、荒起こしです!!
荒起こしは、稲がよく育つ土づくりのために行う
大切な作業です。
講師の岸田んぼ会、公園ボランティア、
「じっくり田んぼコース」の参加者の
約130名で作業を行いました。
まずは準備体操♪
田んぼの作業をイメージした体操で、
活動前にしっかりと体をほぐします!
そして、活動開始!!
まずは肥料まき。
稲の成長に偏りがないように、
田んぼにまんべんなく撒いていくのがポイントです!
次は、いよいよ荒起こし。
クワを持ち、土を耕していきます。
初めての方も、徐々にクワの使い方に慣れ、
参加者全員で一生懸命、作業を進めていきました!
みんなの頑張りで、
下田んぼ全体の荒起こしを行うことができました!
午後は、パークレンジャーによる「里山発見プログラム」も開催!
田んぼや雑木林で生き物を探して、
みんなで観察しました。
田んぼでは、
シュレーゲルアオガエルを見つけましたよ!!!
とても暑い中での活動でしたが、
休憩を少しずつ取りながら無事に活動を終えることができました♪
参加者の皆さま、ありがとうございました!!
今年も田んぼの作業がスタートしましたね!!
これから1年間、一緒に頑張っていきましょう♪
2018年4月15日
4/14、野山北・六道山公園の赤坂谷戸にて「春の里山で植物観察&写真ワークショップ」を開催しました。
講師は、写真家、ミュージシャンとして活躍されている、いがりまさしさんです!
少し曇りぎみでしたが、いがりさんによると曇りのほうが植物を撮りやすいとのこと!
これは絶好の撮影日和♪
まずはお手本を見せてもらいながら、植物を撮影するコツを教えてもらいます。
さっそく実践!
まずは練習として、足元に咲く野草を撮ってみます。
ポイントは、植物と目線を合わせること。
皆さん、植物の目線になっていますね♪
撮った写真を いがりさんにチェックしてもらう場面も。
皆さんの上達の速さに、いがりさんも驚いていました!
次は、木に咲く花を撮影しました。
背景をどうするかによって写真は変わってきます。
いがりさんからのアドバイスを受け、試行錯誤しながら真剣に撮影する皆さん。
どんな写真が撮れたのでしょうか?
午後からは室内でレクチャー。
先ほど皆さんが撮った写真を見ながら、それぞれの良い所、改善点などを的確に教えてくれました。
さらに、ミュージシャンでもある いがりさん。
ご自身が撮影した自然の映像と合わせ、笛の生演奏を披露してくれました!
美しい映像と音色に、時が経つのを忘れ聴き入ってしまいます。
今回のイベントは、公園で実施中の「植物観察マナーアップキャンペーン」の一環として開催しています。
いがりさんからも、撮影や観察の魅力と合わせて、植物への配慮の大切さも教えてもらいました。
皆様もぜひ、観察マナーにも気をつけながら、身近な植物を観察・撮影してみてください♪
レンジャー部 塚本
カテゴリー:イベントの報告
2018年4月15日
野外活動安全管理講習~春の基本編~を行いました!
これまでは雑木林で活動する方を中心に行ってきましたが、
今回は野外で活動するボランティアにも声をかけ、
よりみなさんが安全を意識することのできる講習となりました。
午前は、森林アドバイザーの松井一郎先生を講師に迎え
野外活動における安全管理の基礎知識や、刃物の扱い方等について学びました。
講習の中では、
野外活動のイラストを使った間違い探しワークショップも行いました!
間違ったことをしているポイントはどこか?
グループで話し合いながら取り組んでもらい、
野外での活動には多くの危険が潜んでいることを
みんなで確認・共有しました。
午後は外に出て、実践。
まずは全員で体をほぐしたあと、
いよいよ実習地へ移動!
はじめに、鎌の使い方をみんなで確認しました。
その後、実際に道具を使って下草刈りを行いました。
初めてこの講習に参加したボランティアのメンバーは
周りの経験のあるみなさんに教わりながら、
みんなで協力し合って下草刈りを進めていきました。
実習地にあった高く伸びた下草がなくなり、すっきりしました!
最後は、道具の手入れを行いました!
鎌、剪定ばさみなどそれぞれの手入れ方法を確認した後、班ごとに実践!
講習の参加人数は、約70名でした。
2回とも天気に恵まれ、野外での実習を無事終えることができました。
今回の講習で学び、確認したことを忘れずに
これからの野外での活動を安全に楽しく行っていきましょう!
次回の夏の安全管理講習もぜひ参加してくださいね!
カテゴリー:イベントの報告|公園の取り組み|野山北・六道山公園ボランティア
2018年4月13日
ボランティアオリエンテーションは、
これから1年間、楽しく安全にボランティア活動をするために
公園のルールやボランティア活動の内容を確認する大切な場です。
今年度の登録者数は、430人!
3回に分けてオリエンテーションを「けやき館」で行い、
多い日は100人を超す参加者が会場に集まりました!
まず、ボランティア同士の自己紹介。
新規ボランティアも継続ボランティアも和気あいあいと新しそうです♪
その後、「ボランティア活動の手引き」に沿って、
“公園ボランティアの心得”や“活動にあたっての流れや注意事項”
などを確認していきました。
オリエンテーション前半の最後は恒例の掛け声、
「里山の風景づくり、がんばるぞー!」
「オーーー!!」
改めて気持ちをひとつにしたところで、前半の部を終了♪
後半の部は新規ボランティアの皆さんに向けて、
雑木林アドバイザーの松井先生から里山についてのお話があり、
皆さん興味津々です☆
各ボランティア活動の紹介も行いました!
またオプションで
レンジャー部による自然ガイドツアーも行いました。
当日は快晴☆春の暖かな陽の中で、36名の方が参加されました。
ここでは、外来種防除の話をしています☆
アズマヒキガエルの卵を見つけました!
4月からの活動に、公園ボランティアの皆さんも
わくわくしている印象でした♪
平成30年度もみんなで協力し、
マイペースに里山の風景をつくり上げていきたいですね♪
よろしくお願いします!
カテゴリー:イベントの報告|ガイドウォーク|野山北・六道山公園ボランティア
2018年3月23日
ひと雨ごとに暖かくなり、民家でも春の訪れを感じる今日この頃です。
平成30年度「親子里山学校じっくり田んぼコース」の
オリエンテーションが開催されました!
年間を通し、親子で荒起こしから脱穀までお米を育てる過程を
体験できる「じっくり田んぼコース」♪
今年も定員を大きく上回るご応募をいただきました!
初回となる今日は、これから一年間一緒に活動していく仲間や
サポートしてくれる田んぼボランティアとの顔合わせ♪
前半は早速、白鳥パークレンジャー案内のもと
みんながこれから活動する田んぼや雑木林などをめぐる
ガイドウォークへ出発です!
まずは、公園の成り立ちの説明をし
みんなで春の昆虫探し★
大人も子どもも真剣です!
田んぼにも興味津々!
これからの四季の変化が楽しみですね☆
後半は室内で、スライドを見ながらのレクチャー。
公園の概要や一年間の田んぼ活動を写真で紹介♪
意外と田んぼ経験者が多くてびっくりです!
「最初に田んぼや公園の案内、生きもの紹介をしてもらい、
子どもも興味を持って参加できた」
「詳しく説明を受け、一年の流れがわかった」
「カエルの卵がみられ、子どもも楽しめた」
など、ご感想をいただきました!
4月にはいよいよ荒起こしを行います!!
新たな仲間たちと一緒に
これから一年田んぼ活動を通して、
里山の風景づくりをしていきましょう♪
カテゴリー:イベントの報告|ガイドウォーク|里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2018年3月8日
2月24日に都立中藤公園にてガイドウォークが開催されました!
開園2年目ということもあり、公園に来るのも初めての方ばかり!
今回は、中藤公園で見られる自然や歴史を紹介しました。
中藤公園に広がる雑木林には、昔から命を繋ぎ続けてきた里山の動植物がたくさん見られます。
園路沿いにはカシワバハグマがありました。
タネに綿毛がついており、投げてみると、ふわふわと風に乗って飛んでいました。
カシワバハグマのタネ
こちらは「でいだらぼっちの井戸」です。かつては水が枯れないことで有名な井戸で、周辺の地域から水を貰いに来る事もあったそうです。中藤公園の地域は、古くから町が栄えており、歴史散策を楽しむ人も見られます。
芝生広場では早春の花も観察しました。
広場の中を探してみると、オオイヌノフグリやホトケノザの花が見つかりました!
ホトケノザの花。
立ち上がった花の形を仏様に、花の付け根を仏様の座面に見立てたことから名がついた花です。
公園西側の広場近くでは、アナグマの巣穴を観察しました。
巣の状態から、最近は使っていないようですが、中藤公園もアナグマの生活に必要な場所であることがわかります。
近隣から参加してくれた方もアナグマが暮らしていることを知らず、身近にある豊かな自然を再認識したと言う人もいました。
まだ、多くの方に馴染みが薄い中藤公園ですが、散策してみると沢山の自然や歴史を感じることができます。
四季折々で様々な動植物が楽しめますので、季節を変えてまた散策してみてください♪
白鳥レンジャー
2018年2月11日
12月~1月にかけて、狭山丘陵の都立公園では「野鳥観察マナーアップキャンペーン」を開催しています。それに合わせて、里山民家にてビギナー向けの野鳥観察イベントが開催されました。日本野鳥の会・奥多摩支部より講師をお招きし、里山の野鳥を解説してもらいました。
まずは民家前の湿地にやってきました。茅の合間を小鳥が飛び交っています。
ここではホオジロやアオジといった野鳥が観察できました。
ふと地面を見てみると、野鳥の羽が落ちていました。おそらくメジロのもので、他の生きものに襲われたようです。
羽を観察する機会は少ないので、落ちていたらよく観察してみましょう!
次は中池にやってきました。
ここは、シジュウカラやメジロやコゲラなど小鳥が食べものを求めてよく集まっている場所です。
ヨシの茎を割ってみると、中にはガの幼虫が入っていました。特にコゲラは、これを食べるために集まってきています。
レンジャーからは、公園で問題になっている餌付けについて解説をしました。
人が餌を与えてしまうと、栄養バランスが乱れたり、渡り鳥などは移動する時期がずれを逃したりする可能性があります。自然の姿を観察しましょう。
冬は雑木林の落葉樹に葉がなく、見通しが良いので野鳥観察にはうってつけの季節。
プログラムを通じて合計18種の野鳥を観察することができました!
楽しみながら、正しいマナーもしっかり覚えてもらえた今回の野鳥観察会。
皆様もぜひ、グッドマナーで野鳥観察をお楽しみください♪
白鳥レンジャー
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
野山北・六道山公園 里山民家へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
徒歩 10分
野山北・六道山公園あそびの森・冒険の森へのアクセスをご紹介します。
徒歩 15分
徒歩 15分
徒歩 10分
徒歩 15分
野山北・六道山公園六道広場へのアクセスをご紹介します。
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
徒歩 里山民家経由
駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。