野山北・六道山公園だより

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2016年9月16日

ノハラアザミが見ごろです!

里山民家の野の花小径にて、ノハラアザミが咲いています。

 

ノハラアザミの花は、筒状花という細い筒のような小さな花がたくさん集まったものです。ひとつの花に見えますが、小さな花の集合体なのです。このつくりのおかげで、花を見る角度によって色に濃淡がうまれ、深みのある色合いになります。

ノハラアザミには、チョウやハチなどの昆虫が蜜を求めてやってきます。昆虫がとまることで、花粉が押し出される仕組みを持っており、蜜を吸っている昆虫に花粉をつけて、運んでもらうのです。

ぜひ、里山民家にてノハラアザミと集まる昆虫を観察してみてください。

 

 

レンジャー 白鳥

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2016年9月6日

キツネノマゴのレストラン

各谷戸の園路脇で小さなピンク色の花が咲いています。

茎の先端に花が穂状に付くことからこれを狐の尻尾に見立てて

名付けられた「キツネノマゴ」。

 

この花には様々な虫たちがやってきます。
チョウで多いのがイチモンジセセリをはじめとした

セセリチョウの仲間やモンキチョウ。

忙しく花から花へと飛び回ります。

 

イチモンジセセリ             モンキチョウ

 

ハナバチの仲間も常連です。

中でも出会えてうれしいのが、お尻の赤いハラアカヤドリハキリバチや

黒と鮮やかな青が美しいルリモンハナバチ。これらを見つけたらちょっとラッキー!

 

ハラアカヤドリハキリバチ         ルリモンハナバチ

 

キツネノマゴは虫たちに蜜や花粉をご馳走し、

そのお代として花粉を運んでもらいます。

お互い命を繋ぐためになくてはならない関係なのですね。

 

里山民家駐車場東側の案内看板横に大きな群生があり良い観察ポイントです。

 

河野レンジャー

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2016年8月18日

長い旅をするトンボ

夏から秋にかけて、草地や駐車場など開けた場所の上を群れで飛ぶトンボがいます。

体が黄色く後ろ翅が幅広いのが特徴の「ウスバキトンボ」です。

お盆の頃から多く見られるため精霊(しょうりょう)トンボとも呼ばれます。

 

ウスバキトンボの生まれ故郷は日本の南の南西諸島で、卵~成虫という世代を繰り返しながら日本列島を北上し夏から秋には東北地方や北海道でも見られます。

ただ寒さに弱いため、ほとんどの地域では冬を越せず死んでしまいますが、それでも翌年にはまた南から北へ一方通行の長い長い旅をします。

このトンボを見つけたら是非長い旅の不思議を考えてみてください!

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2016年8月15日

里山キッズレンジャーを開催しました!

7月23日に里山民家にて、親子で夏の生きものと触れあうプログラム「里山キッズレンジャー」が行われました。

 

子どもたちに生きものについて知ってもらい、レンジャーの様に、自然の楽しさを人に伝えられるようになろう!というプログラムです。

 

里山にはどんな生きものがいるのかな?と、出発前から子どもたちのワクワクが伝わってきます。

早速、虫捕り網とカゴを持って出発!

 

最初は原っぱにいる生きものを探しました。

ひたすら網で捕まえたり、しゃがみこんでじっくり草の中を覗き込んだり、生きものの探し方は色々あります。子どもたちが捕まえた生きものに、大人も興味しんしんでした。

 

 

生きものを良く観察してもらうために、生きものを傷つけない持ち方についても知ってもらいました。バッタ、トンボ、チョウでそれぞれ持ち方が違います。生きものをいたわる気持ちが強いのか、みんな真剣に聞いていました。さすがキッズレンジャー!

 

 

次は違う原っぱに行き、協力してバッタの追い込み漁をしました。白布の周りを皆で囲い、中央に向けて歩きながら、布にバッタを追い込みます。この日はコオロギの仲間やイナゴを捕まえることができました。たくさん見つかったイナゴも国内では農薬の影響で数が減ってきている生きものです。

 

 

原っぱの次は、雑木林で生きもの探しです。雑木林に多くあるコナラやクヌギの樹液には、多くの昆虫が集まります。昆虫たちが好きな樹液とはどんな香りなのか、皆で鼻を近づけて確かめました。すっぱい香りがするため、お酢のように感じたようで、「体に良さそうなにおい!」といっている方もいました。

 

 

本日最後の生きもの探しは田んぼです。

虫取り網を水網に持ち替えて水中の生きものを探しました。

カエルやアメンボ、トンボのヤゴなどを見つけることができました。

 

 

さて、これで生きもの探しは終わりです。

 

お昼休みの後は、午前中に見つけた生きものをじっくり観察!

好きな生きものの絵と、その生きもののスゴいところも書いてもらい、最後に発表をしました。

子どもたちはとても細かいところまで良く観察できていて、レンジャーも気がつかなかったようなことを発見できた子もいました。みんなとてもレンジャーらしくなりました。

 

 

 

 

生きもの紹介を終えた後は、みんなで元の場所に返しに行きました。キッズレンジャーたちは「観察させてくれてありがとう!」と、感謝の気持ちで生きもの達を見送っていました。

 

次に公園に来たときには、今日見つけたものの他にも、もっと興味を引くような生きものがいるかもしれません。季節ごとにどんな生きものがいるか、観察をしていくとさらに楽しいと思いますよ。

 

レンジャー 白鳥

 

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2016年4月26日

春の喜び!

三寒四温。暑くなったり寒くなったりと落ち着かない天気が続きますが、生き物達は確実に春を感じ取っています。

 

 

野原では、様々な花が一斉に咲きます。春が訪れたことをみんなで喜んでいるのでしょう。

春の訪れを喜んでいるのは花だけではありません。よーく観察すると…

 

 

小さな昆虫がいました!ヤブキリの幼虫です。成虫は肉食ですが、幼虫のころは花粉を食べています。暖かい日差しとたくさんの食べ物に囲まれ、ヤブキリの幼虫もさぞや喜んでいることでしょう。

ほかの花を見てみましょう。

 

ビロウドツリアブがいました。全身が毛に覆われていてとてもかわいらしいです。

 

 

最大の特徴は口です。ストローのようにまっすぐに長いです。この口を使って、空中で静止したまま蜜を吸います。ちょっと吸っては次の花、もうひとつ吸っては次の花、中々おとなしくしてくれません。たくさんの花に目移りしながら味わっているのでしょうか。

 

野山北・六道山公園では、様々な生きものが観察できます。皆様も、暖かい日差しの中、たくさんの生きものと春を感じてみてはいかがでしょうか。

 

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2016年3月26日

今見られるスミレたち

歩いていると足元にスミレの花が多く見られるようになってきました。

この日見かけたスミレたちを紹介します。

 

一番早くから咲いているアオイスミレ。

葉がフタバアオイに似て円形で、上の2枚の花弁はうさぎの耳のよう。

 

コスミレもアオイスミレに次いで早く咲きます。

先のとがった卵形で毛のない葉が特徴です。

 

 

 

 

 

田んぼの畔で咲いていたノジスミレ。
披針形で毛の生えた葉が特徴で、花はほのかに香ります。

 

最もポピュラーなのがタチツボスミレです。

葉は心形で縁に低い鋸歯があり付け根にある托葉(小さな細長い葉)に切れ込みがあります。

立ち上がった茎から葉を出すのも特徴です。

花の色が濃い紫のニオイタチツボスミレは香りがあります。

 

 

 

 

 

 

雑木林の林縁に多く見られるフモトスミレ。

この中では最も花が小さく白色で、葉は卵形や広卵形で裏が赤紫色のものが多く識別しやすいですね。

狭山丘陵にはおよそ40種のスミレがあり、初夏の頃まで花を楽しむことができます。

名前がわからなくても見ているだけで心を和ませてくれるスミレの花。

足元の小さな花に目を向けると、歩くのが一層楽しくなりますね。

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2016年3月16日

小さな春の使者現る!

今日は久しぶりに晴れ間が広がり、日差しの暖かさでウキウキ気分。

スミレをはじめ早春の花たちもちらほら咲き始めこれからが春本番です。

 

落ち葉の上で見つけたのは、初見の小さな春の使者 ビロードツリアブです。

今の時期に現れてオオイヌノフグリやスミレなど様々な花を訪れ、4月の終わりには姿を消してしまいます。

早春の短い間だけ花を咲かせる植物のことを「スプリングエフェメラル=春の妖精」と呼びますが、私的にこのアブはまさしく虫のスプリングエフェメラルなのです。

 

 

大きさは1cmほどで、ぬいぐるみのようなもふもふの体とツンと上を向いた長い口にギャングのサングラスのような目とのアンバランス感が絶妙!さらに長い後ろ足を広げて花から花へと飛ぶ姿が可愛らしく、この姿に魅せられ毎年出会いを楽しみにしているファンが意外と多いのですよ。

サングラスのように大きく左右が繋がった目はオスで、メスはもう少し目が小さく目と目が離れて優しい感じです。オスの目が大きいのはハチやアブの仲間に共通の特徴です。

 

 

 

ぜひ、春の妖精ビロードツリアブに会いにきてみて!

 

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2016年3月14日

雑木林に漂う独特の香りの正体は?

もうすぐ春だというのに気温が低く天気の悪い日が続きますね。

暖かさが恋しくなってきます。

 

そんな雨の中でも尾根道や雑木林の園路を歩いているとふっと独特な香りが漂ってきます。

良い香り?臭い匂い?人によってはガス、ラーメン、以前この香りがテレビで特集されたこともありましたが、その正体はヒサカキの花です。

 

ヒサカキは常緑の低木で、大きいものは高さ10mほどになります。

花期は34月、花は35mmの釣鐘型で枝に下向きにびっしりと咲きます。

雌雄異株で雄の花の方が少し大きく、形は小さなスズランのようでしょうか(写真は雄花)

 

 

 

ぜひ皆さんも香りを頼りに花を探して見てください。

感覚は人それぞれ、さてこの香り あなたにはどんなふうに感じるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年3月7日

ツチグリみつけた!

ここ数日暖かい日が続き春本番を思わせましたが、今日は久しぶりの雨。

 

そんな雨の中でたくさんのツチグリを見つけました。

ツチグリはきのこの仲間で、本来は夏から秋に林縁の斜面などで見られます。

 

 

初めはまん丸ですが熟して湿度が高くなると写真のように覆っている皮が星形に割れて

中から丸い袋があらわれます。

まるい袋の先には穴が開いていてここから胞子を飛ばし、湿度が低くなるとまた、

外の皮を閉じます。

湿度で開閉することから「きのこの晴雨計」、丸まって斜面を転がることから「移動するきのこ」

などとも呼ばれています。

それにしても不思議な形と生態ですね!

 

 

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2015年11月24日

初冬の雑木林の虫たち

日に日に寒さが増して、雑木林の紅葉が一層進んできました。

雑木林の園路には落ち葉が積もって、歩くとふんわりとした感覚とサクサク心地よい音を聞かせてくれます。

 

 

 

 

その上を薄茶色のチョウのような虫が飛び始めました。

初冬に現れるガの仲間のクロスジフユエダシャクです。

この仲間はフユシャクと呼ばれほとんどが夜に活動しますが、この種は昼間に飛びながらメスを探して交尾します。メスの翅は、蝶ネクタイのように小さくて飛ぶことが出来ません。

オスが落ち葉に潜ったら、ひょっとしたらそこでメスとのツーショットが見られるかもしれませんね。

詳しい生態は以前のブログをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

葉を落とし始めたクヌギの幹を見るとクヌギカメムシの仲間が産卵中でした。

クヌギの深い溝にゼリーに包まれた卵の塊を産み付けます。

このゼリーは、春に卵から孵ってすぐの幼虫たちのエサとなります。

卵はクヌギやコナラの幹、時には樹名板の裏にも産み付けられます。

 

クロスジフユエダシャクの飛翔やクヌギカメムシの産卵は、今しか見られない虫たちの初冬の風物詩ですね。

 

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