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2016年9月10日
野山北・六道山公園では、第5回わいわいミーティングを開催しました!
「わいわいミーティング」とは、
公園に関わる方々や地域のみなさんなど
だれでも参加することができ、
わいわいと公園づくりについて話し合う場です。
今回のテーマは、宮野入の湿地環境について。
宮野入では、湿地環境が変化し、少しずつ陸地化が進んでいます。
そこで、前回のわいわいミーティングに引き続き、湿地をテーマに話し合いを開催!
この日は23名が参加!自己紹介をした後は、
湿地の現状や湿地再生に向けた提案など、スライドを使い
自然環境保全部のスタッフがみなさんに情報を共有★
そして、実際に現場を確認しながら、アイディアだし♪
湿地に暮らす生きものや植物への配慮、
環境教育や間近で観察する大切さについてなど、
活発に意見が交わされました♪
こちらは田んぼの近くにある中池。
近年、天候が不安定なこともあり水不足に悩まされています。
昔と比べずいぶん増えたアシを一部根から抜き、
少し泥を掘れば良いのでは?など、
どのようにすれば水がめとして、活用しやすくなるかを検討★
また、新しく水がめを作れそうな場所の候補地を見学♪
公園を想うみなさんからの様々な視点で、
参加者全員が「ここなら水がめとして穴を掘っても動植物への影響が少なく、
田んぼの水源確保に良さそうだね♪」という
場所が見つかりました!
最後は、歩いたコースを確認しながら、
現場であがった意見を共有しました★
アンケートでは、ミーティングが有意義だったという感想や、
湿地環境の進展を希望する声を多くいただきました!
今回は、湿地環境の整備について、
具体的な方向性を共有することができました♪
多くの方々が関わる公園で、人と自然に配慮した湿地づくりを
進めていきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします!
カテゴリー:里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2016年9月7日
岸田んぼでは
ようやく稲穂が稔(みの)りはじめました‼
たくさんの人の手によって大事に育てられた稲は、
暑い夏の気温や台風にも負けませんでした。
しかし、これからの時期は、
穂をついばみに来る鳥に注意をしなければなりません!
そこで、
鳥から稲を守るために、
今年も田んぼの守り神である
「案山子(かかし)」作りを行いました!
あいにくの雨で、
広場に張ったテントの下での開催となってしまいましたが、
それでも70人以上が集まってくれました☆
竹で骨組みを作り、
頭には干し草を詰め、
体は稲わらを束ね、
皆、それぞれ用意した古着を着せ、
試行錯誤しながら、皆で力を合わせて作っていきます♪
ちなみに竹は公園の竹林から、
稲わらと干し草は公園の田んぼや広場からとれたものです。
まさに公園の資源をフルに活用した案山子です♪
最後に、完成した案山子のPRポイントや
作品に込めた想いなどを紹介シートに書いてもらい、
案山子と一緒に記念撮影。
中にはその家族の特徴を表した微笑ましい案山子や、
独特の装飾をしているグループなども♪
今年は22体の案山子が完成しました。
どれも個性豊かで、素敵な案山子です。
皆さん、ぜひ岸田んぼに足を運び、
見に来てくださいね☆
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案山子コンテスト開催中!!
◆期間:9/1~9/30まで
◆里山民家の母屋で投票用紙を配っています。気に入った案山子に投票してみよう!
◆投票した方の中から抽選で、プレゼントが当たります!
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カテゴリー:里山体験|野山北・六道山公園ボランティア
2016年9月6日
各谷戸の園路脇で小さなピンク色の花が咲いています。
茎の先端に花が穂状に付くことからこれを狐の尻尾に見立てて
名付けられた「キツネノマゴ」。
この花には様々な虫たちがやってきます。
チョウで多いのがイチモンジセセリをはじめとした
セセリチョウの仲間やモンキチョウ。
忙しく花から花へと飛び回ります。
イチモンジセセリ モンキチョウ
ハナバチの仲間も常連です。
中でも出会えてうれしいのが、お尻の赤いハラアカヤドリハキリバチや
黒と鮮やかな青が美しいルリモンハナバチ。これらを見つけたらちょっとラッキー!
ハラアカヤドリハキリバチ ルリモンハナバチ
キツネノマゴは虫たちに蜜や花粉をご馳走し、
そのお代として花粉を運んでもらいます。
お互い命を繋ぐためになくてはならない関係なのですね。
里山民家駐車場東側の案内看板横に大きな群生があり良い観察ポイントです。
河野レンジャー
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
2016年8月20日
8月5日、里山民家にてナイトガイドウォークが行われました。いつものガイドウォークとは違い、夜ならではの生きものを探しに行きました。
さて、どんな生きものが見られるのでしょうか。暗くなるのを待って出発です!
池の周りで昆虫を捕食するコウモリを発見しました。コウモリは、夜でもエサとなる生きものや障害物がわかるように、「超音波」という人には聞こえない音を出して飛行しています。特殊な機械を使って、コウモリの超音波を聞くことに成功しました。
次は夜の雑木林にやってきました。足元を照らしながら歩いていると光につられてカブトムシのメスが飛んできました。夜に活動する昆虫には光に集まる習性をもつものがおり、カブトムシもそのひとつです。
奥へと進み、樹液の出ている木を観察しました。今度はカブトムシのオスを発見!迫力のある姿に、子どもたちの目も釘付けでした。
雑木林をぬけ、田んぼに出ると、町で見る夜空よりも多くの星を見ることができました。しばし足を止めて、じっくり夜空を眺めました。
里山民家へ戻る途中、ふと園路脇を見ると、羽化したてのアブラゼミを発見!これには大人たちも大興奮でした。
最後はライトを使って、光に集まる昆虫を観察しました。
カメムシやコガネムシ、大きなガなど、たくさんの昆虫が集まっていました。
ここでカメムシのにおいを嗅いでみることに!「くさいー!」、「葉っぱのにおいがする!」など、子どもたちの意見も様々でした。
今回の探検で、昼とは違った里山の自然がわかりましたね。皆さんのおうちの周りにも、電灯の近くなどには、夜ならではの生きものがいるかもしれません。いろいろな場所を観察して、新しい発見を探してみてください。
レンジャー 白鳥
2016年8月18日
夏から秋にかけて、草地や駐車場など開けた場所の上を群れで飛ぶトンボがいます。
体が黄色く後ろ翅が幅広いのが特徴の「ウスバキトンボ」です。
お盆の頃から多く見られるため精霊(しょうりょう)トンボとも呼ばれます。
ウスバキトンボの生まれ故郷は日本の南の南西諸島で、卵~成虫という世代を繰り返しながら日本列島を北上し夏から秋には東北地方や北海道でも見られます。
ただ寒さに弱いため、ほとんどの地域では冬を越せず死んでしまいますが、それでも翌年にはまた南から北へ一方通行の長い長い旅をします。
このトンボを見つけたら是非長い旅の不思議を考えてみてください!
カテゴリー:レンジャー発 公園トピックス|生きもの情報
2016年8月15日
7月23日に里山民家にて、親子で夏の生きものと触れあうプログラム「里山キッズレンジャー」が行われました。
子どもたちに生きものについて知ってもらい、レンジャーの様に、自然の楽しさを人に伝えられるようになろう!というプログラムです。
里山にはどんな生きものがいるのかな?と、出発前から子どもたちのワクワクが伝わってきます。
早速、虫捕り網とカゴを持って出発!
最初は原っぱにいる生きものを探しました。
ひたすら網で捕まえたり、しゃがみこんでじっくり草の中を覗き込んだり、生きものの探し方は色々あります。子どもたちが捕まえた生きものに、大人も興味しんしんでした。
生きものを良く観察してもらうために、生きものを傷つけない持ち方についても知ってもらいました。バッタ、トンボ、チョウでそれぞれ持ち方が違います。生きものをいたわる気持ちが強いのか、みんな真剣に聞いていました。さすがキッズレンジャー!
次は違う原っぱに行き、協力してバッタの追い込み漁をしました。白布の周りを皆で囲い、中央に向けて歩きながら、布にバッタを追い込みます。この日はコオロギの仲間やイナゴを捕まえることができました。たくさん見つかったイナゴも、国内では農薬の影響で数が減ってきている生きものです。
原っぱの次は、雑木林で生きもの探しです。雑木林に多くあるコナラやクヌギの樹液には、多くの昆虫が集まります。昆虫たちが好きな樹液とはどんな香りなのか、皆で鼻を近づけて確かめました。すっぱい香りがするため、お酢のように感じたようで、「体に良さそうなにおい!」といっている方もいました。
本日最後の生きもの探しは、田んぼです。
虫取り網を水網に持ち替えて、水中の生きものを探しました。
カエルやアメンボ、トンボのヤゴなどを見つけることができました。
さて、これで生きもの探しは終わりです。
お昼休みの後は、午前中に見つけた生きものをじっくり観察!
好きな生きものの絵と、その生きもののスゴいところも書いてもらい、最後に発表をしました。
子どもたちはとても細かいところまで良く観察できていて、レンジャーも気がつかなかったようなことを発見できた子もいました。みんなとてもレンジャーらしくなりました。
生きもの紹介を終えた後は、みんなで元の場所に返しに行きました。キッズレンジャーたちは「観察させてくれてありがとう!」と、感謝の気持ちで生きもの達を見送っていました。
次に公園に来たときには、今日見つけたものの他にも、もっと興味を引くような生きものがいるかもしれません。季節ごとにどんな生きものがいるか、観察をしていくとさらに楽しいと思いますよ。
レンジャー 白鳥
カテゴリー:イベントの報告|レンジャー発 公園トピックス|里山体験
2016年8月3日
2016年7月30日
2016年7月29日
2016年7月28日
細田谷戸のウバユリが開花を始めました!
まだ数株程度ですが、花芽が傾き開花直前の株も多くなってきています。
見頃はおそらく今週末ごろかと思われます。
花期が短いですのでぜひお見逃しなく!
そして、これから見ごろを迎える「ウバユリ」を紹介する「ウバユリWEEK!」を
8/7まで開催いたします!
インフォメーションセンターにて、ウバユリの生態を紹介する展示パネルや
観察ルートMAP、ぬりえ、折り紙、ウバユリスタンプコーナーを設置しています♪
細田谷戸のウバユリをご鑑賞いただいたあとはインフォメーションセンターにて
ぬりえや折り紙でウバユリを再現してみてはいかがですか?
オリジナルのウバユリスタンプを記念にどうぞ!
ご来園お待ちしています!
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
TEL 042-531-2325 (9:00 ~ 17:00)
〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木4-2
野山北・六道山公園インフォメーションセンター
(管理所)へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
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野山北・六道山公園 里山民家へのアクセスをご紹介します。
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野山北・六道山公園六道広場へのアクセスをご紹介します。
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駐車場は無料です。
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。