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2012年10月31日
秋の深まりを日々感じる10月末、コミュニティガーデナー養成講座第11弾の
第3回が行われました。
この日は、前回決めた冬春花壇のテーマをデザインに起こしていきます。
花壇の印象を左右する“色”について講義を受けたら、
早速デザインづくりに取り掛かります。
まずは、花壇のテーマを決め、それに見合う色や植物選びからスタート!
こちらの班は、「芽吹きの春を待つ」をテーマに、黄色やピンク色の花を検討中。
植物が決まったら、花に見立てたパーツに色を塗り、
実際の花壇に植えるように並べていきます。
「この色の組み合わせがいいね!」「やっぱりこの花は、手前に配置したらどう?」
徐々に完成するデザインを前に、みなさんの気持ちも高まります。
それぞれの班で渾身のデザインが出来上がりました!
こちらは、冒頭の「芽吹きの春を待つ」をテーマにしている班のデザイン。
黄色の花をメインに、暖かな春を楽しみにしている様子が伝わってきますね♪
午後は、講師の三浦香澄さん(NPO法人Green Works)による
「頂芽優勢」についての講義から始まりました。
「頂芽優勢」とは、植物の茎の先端に栄養が集まり、
先端の花だけが伸びてしまう現象のこと。
それにより、わき芽が出るのが抑えられ、また、草丈が高くなってしまいます。
この現象を防ぎ、沢山の花を咲かせるために必要な「切り戻し」について
説明がありました。
講義を受けた後は、「お手入れチーム」と「デザインチーム」に分かれての作業です。
お手入れチームは、直前に学んだ“切り戻し”や“花壇手入れの3つのポイント“に
従ってお手入れ。
秋空の下、みなさん和気あいあいとした雰囲気で、作業を楽しんでいました。
一方、パークセンターの中では、デザインチームがデザインをまとめ中。
午前中に作られたデザインをもとに、配置や必要な株数など詳細を決めていきます。
講座終了時刻を超えての大仕事となりましたが、見事なデザインに仕上がりました!
デザインチームのみなさん、お疲れ様でした。
次回は、いよいよ待ちに待ったお花の植え付けです。
どんな冬春花壇を目にすることができるのか、とても楽しみですね♪
お天気になることを祈りましょう!!
2012年10月31日
2012年10月28日
狭山丘陵にも徐々に冬鳥たちの姿や鳴き声が目立つように
なってきました。
昨年の冬は身近な冬鳥さえ数が少ない様に感じられましたが、
今年は例年通りか、すこし早い位の印象を受けます。
ジョウビタキ、シロハラ、シメなど、園内を歩いていると、
その姿を目にしたり、声を耳にします。
マヒワは30羽ほどの群れが各地で見られているようで、
狭山丘陵にもやってきています。
こういった群れ渡ってくる小鳥たちも、年によってかなり
当たり外れがあります。
やや暗めの林の中で、「ピュロロロロ…」と鳴くのはシロハラ。
海外から渡ってきた直後には警戒心が強く、また木の上の実が沢山
残っているため、なかなか木の下まで降りて来ません。
1~2月になり、木の実が落ち切る頃には、落ち葉の中の虫を食べた
り、地面に落ちた実などを食べる姿が見られます。写真を撮るならば、
この頃がチャンスです。
先週の時点で、4公園全てで確認されています。シロハラは毎年秋~冬
になると見られる身近な冬鳥ではありますが、その姿を見かけると
「おぉ、今年もよくやって来た!」と、労いの言葉をかけたくなります。
長い旅をしてたどり着いた冬鳥たちを、暖かい目で観察してみてください。
2012年10月22日
本日、親子自然あそびプログラム(3,4歳対象)が行われました。
雲一つない秋晴れの空が広がり、絶好のお出かけ日和となったこの日。
9組24名の親子が、バッタを探しに園内を探検しました。
探検に出る前に、まずは準備体操からスタート。
親子でほっぺたや手を触ったり、バッタの気持ちになって
お父さん・お母さんに抱きついて見たり、体をほぐしていきます。
「お子さんのペースに合わせて遊んでみてください♪」
講師の峯岸由美子さん(一般社団法人 遊心)より、
親子であそぶ際のポイントも伝えられます。
準備ができたら、探検に出発!
始めに向かったのは、ハナタデが一面に広がる「トウカエデの林」。
子ども達の背丈ほどもあるヤブタバコやプラタナスの落ち葉、
更にはモグラの穴と、見つける度に興味津々の子ども達。
ふと気づくと、足や腕には“ひっつき虫”がたくさん!
子ども達は、それらを服から取るやいなや、お父さん・お母さんの体にくっつけます。
森を出るころには、全員“ひっつき虫”だらけになっていました。
「ほら、見て!」
こちらは、お目当てのバッタも捕まえたようです。
森を抜け、本日の最終目的地、フワフワのススキが見頃の「石の広場」に到着です。
ここからは、思いっきりバッタ捕りタイム!
虫あみと虫かごを持ったら、それぞれの親子が一斉に原っぱへと散っていきます。
「それ!」「捕まえた!!」
虫あみを持って原っぱを走り回る子ども達、その後ろを一生懸命に
追いかけるお父さん、お母さん。
何十年ぶりに虫とりをしたという親御さんもおり、子ども達と一緒に
バッタ捕りを楽しんでいました。
(捕まえたバッタは、最後に元いた場所に帰しました。)
園内を探検しながら、思いっきり親子の時間を満喫した様子のみなさん。
日に日に秋めいている狭山公園は、まだまだ見どころがいっぱいです。
お弁当を持って、お子さんと一緒にまた遊びにきてみてください。
カテゴリー:イベントの報告|子どもむけのイベント|狭山公園
2012年10月21日
2012年10月21日
八国山緑地を歩いていると、林の中に卵型のオレンジ色の実を見つけました。
「カラスウリ」の実です。
葉が落ちる頃になっても、ポッと灯火のように鮮やかな色で目を引きます。
また、カラスウリの花は7~9月頃に開花をしますが
夜に咲き、日が出る頃には萎れてしまうので、気が付く方は少ないかもしれません。
花は白く、花びらのまわりから糸状のものが無数に細長く伸び、まるでレースのように繊細です。
なぜ、夜に開花するのでしょうか。
実は、白い花は月光を反射します。そして、夜行性のスズメガを呼び寄せ受粉を行います。
植物と昆虫の不思議な関係ですね。
皆さまも、是非たくさんの不思議を探しに公園へ遊びに来てください。
2012年10月20日
今日、たっちゃん池(宅部池)の水を使って放水の消防訓練が行われました。
早朝から消防士の方たち数十名が集合し、
たっちゃん池北側の園路から池に向かって放水。
放水の時間は10分程度でしたが、迫力は満点。
毎年秋に実施していて、狭山公園の秋の風物詩となりつつあります。
見学されたい方は来年の実施をお楽しみに!
カテゴリー:パークセンター
2012年10月19日
行楽シーズンに突入した10月も半ば、友の会定例活動が行われました。
朝から気持ちのいい秋晴れとなったこの日は、トイレや正門前などの花壇に
タネまきと、冬春花壇のデザインづくりを行います。
タネまきチームと、デザインチームに分かれたら、さっそく活動開始です。
こちらのタネまきチームは道具を持ち、園内のトイレのうち、
花壇がある2か所へ移動。
まずは、植えてあるマリーゴールドをどんどん引き抜いていきます。
全て引き抜き、肥料を混ぜて土をフコフコになるように耕したら、
お待ちかねのタネまきタイム。
こちらの太陽広場側にあるトイレ前の花壇には、『ニゲラ』のタネをまきました。
同じころ、室内ではデザインチームが、前回の活動日に意見を出し合って決めた
冬春花壇のテーマをもとにデザインを検討中。
植物を円形に配置したり、色のグラデーションを付けたりと、
アイディア満載のデザインが決定!
この全貌が明らかになる12月の植栽日が楽しみですね♪
デザインチームも合流して、正門前と風の広場の花壇のタネまきです。
正門前の花壇では、はびこっていた雑草を取り除き、
『ワイルドフラワー』のタネを
まきました。
一方、風の広場の花壇では、菜の花のタネまき中。
この花壇の一部は、10/7 (日)のさやまキッズプログラムで子ども達に
タネをまいてもらっています。
みなさん、「花咲かじいさん」のごとく、景気よく、かつまんべんなく
タネをまいていました。
最後、パークセンター前花壇にキクやユリオプスデージーの苗の植え付けを
行いました。
これは、今年6月の夏秋花壇の植え替えの際に、
まだ時期ではなく植えられなかったもの。
元気に育ってね!と想いをこめながら、仕上げにお水もたっぷりやり、作業終了です。
園内にある4つの花壇にタネまきを行い、タネまき三昧だった今日の活動。
このタネが花を咲かせるのは、来年の春です。
待ち遠しいばかりですが、温かく成長を見守っていきましょう!
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
気さくなメンバーが集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しく活動しています♪
活動日:主に第1・3水曜日、第1日曜日
内容:花壇活動、森のお手入れ、イベント協力(子どもの日、さやまキッズプログラムなど)
次回11月7日(水)は10時~12時で、花壇のお手入れを行います。
活動への参加は、来られる時だけでOK。
体験入会も、もちろん大歓迎です!
ご興味のある方は、狭山公園パーセクセンターまでお気軽にご連絡ください。
カテゴリー:狭山公園|狭山公園友の会(ボランティア)
2012年10月12日
東大和公園には様々な雑木林がありますが、その中でも
「こもれびの谷」は、木々のすき間から光がこぼれて
当たる様な林です。
ここにカシワバハグマの群落があります。
葉が柏に似ていることが名の由来です。
狭山丘陵では近い仲間で他に、オクモミジハグマや、
キッコウハグマなどが見られます。
夏の間からつぼみをつけはじめ、ずいぶん早いなと感じるので
すが、そのまま数か月ずっと様子が変わりませんでした。
そして、ここにきて一気につぼみが膨らみ、花の見ごろを迎え
ています。
こもれ日の谷の様な、やや暗めの林の中では、カシワバハグマの
白い花が良く目立ちます。
この花には、アブやハチなどが集まっていました。
秋が深まり、実をつけるとまた違った雰囲気になります。
そして冬には茎が氷結する姿も見られ、季節ごとに色々な表情
を見せてくれます。
ぜひご覧になってみてください。
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
狭山公園へのアクセスをご紹介します。
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