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2012年12月28日
年の瀬も押し迫ってきましたが、お正月を迎える準備はできていますか?
友の会では、今年最後の活動として、毎年恒例の「門松づくり」を行いました!
作り方の段取りを確認したら、さっそく作業スタート。
まずは、竹を斜めに切りますが、この時のポイントは、節にかかるように切ること。
その理由は、後程明らかに...
同時並行で、オイル缶に藁をまきつけ荒縄で縛っていきます。
「縄を縛るのに、こんなに力がいるのね!」
想像以上に縄が固く、全員で力を合わせ、作業を進めます。
その後、設置場所となるパークセンター前に運び、
切った竹を立てて、砂を入れ固定します。
ここで、先ほどの「節にかかるように竹を切る理由」が明らかに!
「家族全員が笑顔でお正月を迎えられるように」との想いを込めて、
友の会で作る門松は、竹の切り口が笑顔になるように工夫しています。
最後の仕上げに、マツやナンテンで飾り付け!
「全体的にボリュームが足りないよね」「ナンテンの実はもっと手前に!」
左右のバランスと来園者からの見え方を確認しながら、
納得いくまで飾りつけを行いました。
ついに、立派な門松が完成しました。
この門松は、来年の1月6日(日)まで飾られていますので、
ぜひご覧になってみてください。
それではみなさん、どうぞ良いお年を!
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
気さくなメンバーが集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しく活動しています♪
活動日:主に第1・3水曜日、第1日曜日
内容:花壇活動、森のお手入れ、イベント協力(子どもの日、さやまキッズプログラムなど)
次回の活動は、2013年1月9日(水)10時から「落ち葉かき」を行います。
活動への参加は、来られる時だけでOK。
体験入会も、もちろん大歓迎です!
ご興味のある方は、狭山公園パーセクセンターまでお気軽にご連絡ください。
カテゴリー:狭山公園|狭山公園友の会(ボランティア)
2012年12月23日
今年は昨年に比べ、冬鳥が良く見られています。
その中でもツグミは代表的な冬鳥なのですが、11月ごろの、日本へ渡って
きた直後には木の上に居る事が多く、なかなか姿がみられません。
しかし、葉が落ち切った頃、木の上にあった実がだんだんと地面に落ちます。
そうすると、ツグミたちは地面に落ちた実を拾ったり、落ち葉の下に隠れる
虫たちを食べるようになるのです。この頃が観察のチャンス。
この頃から、ツグミ独特の「キリッ」と姿勢を伸ばす姿が見られるようになります。
木の上よりも地面の方が、敵に襲われる可能性が高いため、こうして時々周囲を
見渡し、安全を確認しながら食事をしているのです。
遠目で見ても、背筋が伸びている様子が分かります。
動物の行動には何かしらの意味があり、野鳥にも面白い動きをするものがいます。
冬鳥たちを観察しながら、そんな動きの意味を想像してみるのも面白いかもしれません。
2012年12月20日
本日、狭山公園友の会の定例活動が行われ、来年1月26日(土)に開催する
『花炭づくり」』イベントに向けて予行練習を実施しました。
このイベントは、公園で採れたマツボックリやトチノキの実などの
木の実を活用して飾り炭を作るもので、友の会をはじめ来園者の方にも、
人気の高いイベントの一つです。
この日の目的は、イベント当日に向けて安全対策をしっかり共有することと、
どんな材料が炭にむいているのか試してみること。
『花炭づくり』に入る前に、作り方の流れや注意事項を確認していきます。
当日、参加者の方に安全に楽しんでもらうためには、安全管理が何よりも大切です。
注意事項を確認したら、さっそく『花炭づくり』開始です。
まずは、マツボックリ、ドングリ、トチノキの実、ヒマラヤスギの実など、
沢山の木の実の中から、炭にする材料を選んでいきます。
今回は、柚子やみかん、固い紙で作った折鶴も炭になるか試してみます。
次に、地面の上での直火をさけるため、半分に割ったドラム缶に薪をセット。
その上に、材料を入れたオイル缶やお菓子の空き缶をのせ、
約1時間半燃やしていきます。
「風下に置くドラム缶は、風上からの煙が流れていかないように
設置したほうがいいね」
火の様子を見ながら、風向きや人の動きをふまえ、当日の配置も確認します。
最後に、燃えた薪を水で消火し、土に埋めたら、予行練習は終了です。
練習後の振り返りでは、
「1つの缶に入れる材料の種類は、2種類までにした方が良い」
「柚子やみかんなど、生ものは燃やすのに時間がかかるので、材料から外す」
「缶の中身を表示しておくと、時間調節がしやすい」
などイベントに向けて、改善点も多くあがり、
また当日の安全確認もしっかり行うことができました。
来年1月の活動日に最終の準備を行い、本番に備えます。
「花炭づくりに参加してみたい!」という方、まだまだ参加者募集中です!
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
気さくなメンバーが集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しく活動しています♪
活動日:主に第1・3水曜日、第1日曜日
内容:花壇活動、森のお手入れ、
イベント協力(子どもの日、さやまキッズプログラムなど)
次回の活動日は、12月27日(木)9時半~「門松づくり」を行います。
活動への参加は、来られる時だけでOK。
体験入会も、もちろん大歓迎です!
ご興味のある方は、狭山公園パーセクセンターまでお気軽にご連絡ください。
カテゴリー:狭山公園|狭山公園友の会(ボランティア)|里山体験
2012年12月18日
狭山公園では、初となる『多摩湖を楽しむゆったりサイクリング」を行いました!
これは、狭山3公園(狭山公園・八国山緑地・東大和公園)や野山北・六道山公園で、
今月より展開している『自転車マナーアップキャンペーン』の
スペシャル企画として開催したもの。
ここ数年、健康志向や東日本大震災の影響から、自転車の利用者が増えている中、
公園でも正しい乗り方やマナーを知らない人によるトラブルが起こってきています。
そこで、『人にやさしく』『自然にやさしく』『私にやさしく』を合言葉に、
公園での自転車利用者のマナーアップを図り、
誰もが安心して気持ち良く過ごせる公園を目指し、キャンペーンを開始しました。
今回、イベントの講師を務めてくださるのは、野山北・六道山公園ボランティア
としても活動している中沢清さん(西多摩MTB友の会)。
西多摩MTB友の会のメンバーと共に里山保全やイベントサポートなど行いながら、
自転車のマナーアップや楽しい乗り方を伝える活動を、
多摩地域を中心に進めています。
豪快な笑顔と軽快なトークで、プログラム中は笑いが絶えません。
この日は、西多摩MTB友の会から、サポートスタッフ3名も
応援に駆け付けてくれました!
実はこのイベント、天候に恵まれず、なんと過去5回も延期していましたが、
この日は、雲一つない快晴で、絶好のサイクリング日和!
開催を心待ちにしていた6組9名が、マウンテンバイク、ママチャリ、
子ども用自転車など色々なタイプの自転車に乗って、
スタート地点の狭山公園に集合しました。
今回は、多摩湖自転車道を通り、折り返し地点の狭山湖までの片道6㎞のコースを
自転車に乗る際のルールや上手な乗り方などを学びながら走ります。
ここでは、園内の坂道を使って、上手な登り方を体験中。
「顔を上げ、ギアを一番軽くしてこぐと、楽に登れます。
また、視野が広がるので歩行者ともぶつかりません。」
登り方ひとつで、自分にも歩行者にもやさしい運転ができるのですね!
コースの各ポイントでは、公園スタッフが地元の歴史や
絶景スポットなどの見所も紹介。
多摩湖から見る富士山や僅かに残る紅葉など、自然を満喫しながら、
ゆったりとサイクリングを楽しみました。
ゴール地点の狭山公園では、地形上、見通しのききにくい場所も確認。
「向こう側が見えなくて、急に自転車が来たら避けられないわね。」
「歩行者が見えてからだと、ブレーキをかけても間に合いそうにないよ。」
実際に歩行者の立場になってみると、新たな気づきが多くありました。
午後2時半、最後まで澄み切った青空が陰ることもなく、イベントが終了。
「自転車の新たな楽しみ方を知ることができて良かったです。」
「普段とは違った景色を見ることができました。また乗りに来ます。」
「みんなで乗って、楽しかった!」
『自転車のルールを守る=より楽しく乗れる!』ということを
ちょっとした心遣いで、公園での自転車の楽しみも更に広がるはずです。
マナーを守って、誰もが安心して気持ちよく過ごせる公園づくりを
一緒に行っていきましょう!
このイベントは、今後も年に数回、定期的に開催していく予定ですので、
今回参加できなかった!という方もどうぞお楽しみに♪
★12月のキャンペーン期間中、公園オリジナルのマナーアップパンフレットや
オリジナルステッカーを無料で配布中。
公園にいらした際には、ぜひパークセンターまでお立ち寄りください♪
2012年12月10日
わいわいミーティングとは、今まで開催していた懇談会の呼び名を変えたもので、
普段、狭山公園を利用されているだれもが自由に参加して、自由に意見や想いを言い合えるものです。
今回は「どうする? どうなる? 青年の森!」というテーマで、
青年の森について、
「もっと生きものが見られる森にするには?」
「もっとみんなが利用しやすい森にするには?」
などについて、みんなで考えていきます!
現地見学の持ち物はこちら
・見学コースマップ&想いや意見を書くための付せんセット
・名札
・カイロ、ティッシュ
本日はいい天気でしたが非常に寒い中、参加者16名がパークセンター前に集まり、
みなさんあいさつを済ませてから、青年の森へ現地見学に向かいます。
青年の森につくと、まずは平成22年と平成23年に行った野鳥調査の結果、
野鳥のための森づくりを行った「野鳥の森」に比べて、
実施していない「青年の森」では野鳥の種類に変化がないことなどを解説。
その後、園路の見通し確保や、良い眺望のための草刈りを今後実施する
予定という説明をしました。
現地見学後、パークセンターに戻って
皆さんからいただいた意見をまとめていきます。
主な意見は・・・
「道に迷ったりするので、看板や案内板を増やしてほしい」
「ササを刈って宅部池の見通しが良くなるといい」
「昔はアカマツがとても多かったが今はなくなってしまった」
「青年の森という名称の変更を検討??」
などなど、今回もたくさんの意見をいただきました!
これらの意見は今後の公園づくりの参考にさせていただき、
できることからコツコツと、少しずつ青年の森をよくしていきたいと思います。
本日参加された皆さん、本当にありがとうございました!
参加されなかった方は、来年度ぜひご参加ください!
2012年12月9日
12月に入り寒さも厳しさを増す中、霜が降りるようになった狭山公園で、
コミュニティガーデナー養成講座第11弾の第5回が行われました。
この日は、「コミュニティガーデンの楽しみ方」について学びます。
講座の始めは、前回植え付けを行った花壇のお手入れからスタート。
今日のお手入れ作業のメインは、前回手に入らず植えられなかった
花の植え付けと落ち葉かき。
寒さに負けず元気いっぱいに咲く花を前に、約20分間お手入れを行いました。
降り積もっていた落ち葉を取り除いたら、見た目もスッキリです!
次に、前回植え付けた花に名札の設置です。
エリアごとに、名札を付ける花や設置場所を相談して決めていきます。
来園者からも質問されることが多い花壇の花の名前。
受講生はもちろん、花壇を訪れた方が名前を覚える良いきっかけになりますね!
その後、「植物の活用」としてカレンデュラのハンドクリームづくりに挑戦です。
材料となったカレンデュラは、狭山公園の花壇に植えられていたもの。
香りも良く、手に潤いを与える自分オリジナルのハンドクリームが完成し、
大満足のみなさん!
花を見て楽しむだけでなく、活用して楽しむ方法も学ぶことができました。
そしていよいよ、この日一番のお楽しみの「ガーデンランチパーティ」
が始まりました!
これは、“コミュニティガーデンづくりを行う仲間との交流を深める”という目的で、
講座の一環として行われているものです。
自慢の料理やおススメの料理を1人1品持ち寄ると、
テーブルの上には豪華なごちそうが大集結!
とってもおいしい料理を食べながら、受講生同士の話も盛り上がりました♪
最後は、楽しいひと時を過ごしつつ、第5回までの感想や
今後の意気込みを発表してもらいました。
「皆さんと一緒に活動するのがとても楽しいです。
まだ分からないことも多いですが、後半の講座も頑張ります!」
「講座に参加してから、花を見る目が変わりました。
後半も楽しみながら、学んでいきたいです。」
みなさん、今後の活動に向けて頼もしいばかりです。
今年も残すところあと僅かとなりました!
次回の講座は、冬休みを挟み、来年2013年2月9日(土)から再開します。
後半も楽しみながら頑張っていきましょう♪♪
(報告者:インターン木田 )
2012年12月8日
2012年12月7日
地面に霜がおり、冬の訪れを感じられるようになった12月初め、
狭山公園友の会の定例活動が行われました。
この日は、みなさんお待ちかね『花壇の植え付け』!
パークセンター周辺の3つの花壇を、冬春風の花壇に変身させていきます。
まずは、花壇に降り積もっている落ち葉を取り除いた後、
デザインをもとに、“花苗の配置”からスタート。
植え付け作業で、最も時間がかかるのは、実はこの花苗の配置。
試行錯誤を繰り返しながら、納得いくまで見え方を確認します。
納得の配置に決まれば、いよいよ“植え付け”です。
「この花かわいい!」「花壇が一気に明るくなるわね!」
色とりどりの花に一足早い春を感じて、思わず笑顔がこぼれます。
花を植え付けたら、最後の仕上げ“水やり”です。
1株約10秒ずつ、多いかな?というくらい、たっぷり水をあげます。
そうすることで、根鉢と土の間の隙間がなくなり、
根が根鉢の外へ伸びていくことができます。
そして、ついに冬春花壇が完成です!
このスクエア花壇は、写真手前が『朝陽の黄』、左奥が『夕陽の赤』をイメージ。
どちらも原色の花が多く並び、冬の寒さを吹き飛ばしてくれるような
勢いがありますね!
一方、パークセンター前は、ガラッと雰囲気が変わり『和風』な花壇に。
ハボタンやスイセン、シロタエギクなど、しっとりとした落ち着きが感じられます。
そして、毎年春になると、沢山のチューリップで楽しませてくれる持ち寄り花壇。
今回は、チューリップの球根の植え方に工夫をこらしているのがポイントです。
どんな風に花が咲くのか想像しながら、春を楽しみにお待ちください♪
この日植え替えた花壇も含め、狭山公園の全花壇で、植え替えが完了!
公園にいらした際には、それぞれに表情の違う花壇の様子を、
ぜひご覧になってみてください。
お花たちが、寒い冬を乗り越えられるよう、温かく見守っていきましょう!
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
気さくなメンバーが集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しく活動しています♪
活動日:主に第1・3水曜日、第1日曜日
内容:花壇活動、森のお手入れ、イベント協力(子どもの日、さやまキッズプログラムなど)
活動への参加は、来られる時だけでOK。
体験入会も、もちろん大歓迎です!
ご興味のある方は、狭山公園パーセクセンターまでお気軽にご連絡ください。
カテゴリー:狭山公園|狭山公園友の会(ボランティア)
2012年12月5日
2012年12月5日
園内を歩いていると、積もった落ち葉の上などで薄茶色をした蛾が
パタパタと飛んでいるのが目につきます。
天気の良い日のお昼ごろなど、気温が上がって来る時間には、
そこら中でパタパタ、パタパタ、している姿が目につきます。
彼らは通称「フユシャク」と呼ばれる蛾の仲間です。
このうち、昼間でもよく目にするのが「クロスジフユエダシャク」です。
パタパタと飛んでいるのは全てオスで、メスには翅がありません。
メスは木などでフェロモンを出すことでオスをよびよせ、ひたすら待つと
いう、とても面白い生態があります。
パタパタと飛んでいるオスは、一生懸命にメスを探しているわけです。
わざわざ餌の少ない冬に成虫になるのも不思議に感じるかもしれません。
実は、成虫には口が無いので、命の続く限り相手を探し続けます。
あえて敵が少ない冬に羽化し、限られた時間でオスとメスが出会う戦略を
とったともいえます。確かに、ジョロウグモやカマキリなども、フユシャク
が現れる時期には少なくなったり、いなくなっていますね。
足元でパタパタと飛んでいるオスたちは、はたしてメスに出会うことが
できるでしょうか? 見かけたら、色々な物語を想像してみてください。
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
狭山公園へのアクセスをご紹介します。
徒歩 5分
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。
八国山緑地へのアクセスをご紹介します。
徒歩 5分
駐車場がありませんのでご注意ください。
東大和公園へのアクセスをご紹介します。
徒歩 10分
徒歩 0分
駐車場がありませんのでご注意ください。