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2013年1月7日
冷たい空気がピリッと気持ち良い午後、 さやまキッズプログラムを行いました。
参加者は、総勢49名!
今回は、公園を歩きビンゴゲームをしながら、
冬にはどんな生きものがいるのか探しに行きました。
ビンゴのお題は、「ぺったんこ草」「みのむし」
「木のなかにかくれている虫」など、全部で9個。
さて、みんな見つけることが出来るかな?
まずは、風の広場で「ぺったんこ草」を発見!
どうして、こんなにペッタンコなんでしょう?
実はこの姿、冬にしか見られません。
植物も、寒い冬は苦手。
冷たい風に当たらないように平たくなり、
陽をたくさん受けるために葉を大きく広げています。
さぁ、次はなにが見つかるかな?みんなドキドキワクワク!
次に発見したものは「みのむし」。
風の広場や石の広場にある木の枝先に、 たくさん付いているのを見つけました!
「みのむし」は、ミノガの幼虫です。
春になると成虫になりオスはメスを求め飛び立ちますが、
メスは翅(はね)も肢(あし)もなく、一生「みの」の中で暮らします。
あれれ?みんな幹の窪みを覗き込んでいますね。
一体、何がいるのでしょう?
正解は、「ヨコヅナサシガメの幼虫」。
幹の窪みには、幼虫が数十匹あつまって寒さをしのいでいました。
春になるまで、じっとガマン!
写真は、ひょっこり出てきた幼虫をみんなで観察をしている様子です。
この他にも、冬になると北国から渡ってくるマガモや、
冬の間たまごで越冬するカマキリなど、
たくさん冬の生きものを発見できました。
最後、子ども達にビンゴのお題にあった
「いちばん面白かったもの!」について聞いてみました。
「池一面に氷がはっていた!」「冬なのに、タンポポが咲いていた!」
「ススキがきれいだった!」など、ビンゴ以外にも
たくさんの新しい「冬」の姿を見つけたようです。
こんな寒い冬の季節にも、たくさんの生きものがいることが分かったね。
みなさんも是非、今の時期にしか見られない生きものの姿を探しに、
公園へ遊びに来てください!
***お知らせ***
さやまキッズプログラムは、毎月第一日曜日に行っています!
次回は、2013年2月3日(日)13:30 〜15:00です。
冬の公園をもっと楽しみましょう!ぜひ、ご参加ください。
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
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