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2019年4月18日
4月14日に東大和公園わいわいミーティングを開催しました!
『わいわいミーティング』とは、公園利用者や地域の皆さんとスタッフが、よりよい公園づくりについて “わいわい” 話し合う場です。
今回のテーマは、「アカマツ保全管理計画づくり」。
アカマツは全国的に減少しているなか、都立東大和公園では公園ボランティアの皆様と協力しながら、アカマツを大切に守ってきました。
今回は、ボランティアや地域団体と共に現地を歩き、アカマツを次世代へ残すための具体的な計画について意見交換を行いました。
この日は、曇天模様で少し肌寒い中、12名の方が参加されました。
まずは、これまでの東大和公園の森の移り変わりや、アカマツ保全の取り組みについて説明。
その後、現地を歩き、重点的にアカマツを保全したい場所や計画内容を説明し、意見交換を行いました。
他の草や木の勢力が強くアカマツ幼木の生えていない場所や、アカマツ幼木が多いものの、高木に囲まれ日当たりが悪くなっている場所があり、アカマツが育つ環境としては十分とは言えない状況です。
数年前の調査では、東大和公園内のアカマツの密度は10本/haと極めて少なく、大きなアカマツは多い一方で幼木が少なく、アカマツの高齢化が進んでいます。
それをふまえながら、どのようにアカマツに適した環境をつくっていくかについて、歩きながら話し合っていきました。
現地確認を終えた後は、公園の近くにある湖畔集会場に移動して意見交換。
歩きながら気づいたことを付箋に書いて、みんなで共有していきます。
「幼木の生育が良い場所と悪い場所の環境の違いを把握し、生育の良い環境を維持し、増やしていくことが必要」
「伐採などの作業を行なった後は、表土や実生の保護のため、人が立ち入らないようにロープ柵などを設置したほうがいい」
「アカマツの保全作業を行なった場所は、作業の目的を説明する看板を設置し、来園者に伝えたほうがいい」
など、多くの意見や提案をいただきました!
今回参加した皆さんから頂いた意見は今後の作業計画に反映し、アカマツ林の再生にむけた環境づくり行っていきます。
今年、東大和公園は開園40周年を迎えます。この節目となる年を機に、公園ボランティアや地域団体の方々と共にアカマツ保全の取り組みを強化し、地域の皆さんに愛される魅力ある公園づくりを進めていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
2019年4月4日
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
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