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2019年8月19日
2019年8月7日
狭山公園内にもたくさんある、武蔵野を代表する樹木、ケヤキ。
ケヤキは幹の生長に伴って、樹皮が剥がれ落ちるという特徴があります(古木になると剥がれ落ちなくなるようです)。
ケヤキの木肌を良く見てみると、皮が剥がれ落ちた痕がたくさんあります。
そしてケヤキの木の下を見ると、たくさんの剥がれ落ちた樹皮が落ちています。
落ちている樹皮を使って、ケヤキのパズルをするのも楽しいですよ!
ピッタリはまるとちょっと感動です!
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2019年8月6日
※昆虫が苦手な方、ご注意ください。
狭山公園のクワの木の下、不要になった看板をどかそうとすると…
目玉模様のあるイモムシがくっついていました。
クワの葉を食べるクワコの幼虫です。
木から落ちたのでしょうか。
ヘビのような顔をつけて、鳥などの天敵を威嚇しているつもりなのでしょうが、
人間が見ると、ヘビというよりタヌキ顔。
可愛いなあと思ってしまいます。
クワコは絹糸を採るカイコの野生種で、
クワの葉を巻き込むようにして、
小さいけれど美しい淡黄色の繭を作ります。
このままにしておくのも不憫なので、
クワの木に戻しました。
ストレスに弱く、飼育が難しいイモムシとされています。
落ちたり、触られたりしたショックが大きかったかもしれませんが、
無事成虫になれるといいね!
夏本番になり、狭山公園では様々な昆虫が見られます。
イキモノを探しにきてみて!
2019年8月5日
夏の日差しが強烈になりましたが、
大きな葉っぱが傘になってくれる林の中はすこしひんやり。
大きな葉っぱといえば「トチノキ」と「ホオノキ」。
皆さん、違いがわかりますか?
狭山公園パークセンターから南に向かい、トウカエデの林の入口にある右側の橋を渡り、
右側フェンス沿いの道を75歩くらい(約50m)歩いたところで立ち止まってください。
トチノキ林の中に1本「ホオノキ」が立っています。
「トチノキ」と「ホオノキ」の葉っぱはとても似ていて、
なかなか違いがわかりにくいのですが、
ここは、並んで立っている2種類の木を比べて見ることができる絶好の観察ポイントです。
比べて見てみて!
トチノキ(ムクロジ科)
これで1枚の葉っぱ(5~7枚の掌状複葉)。葉のふちがギザギザしています。トチの実は栃餅の材料になります。
ホオノキ(モクレン科)
これが1枚の葉っぱ。1つの枝に5~8枚の葉が付いています。葉っぱのふちはギザギザしていません。朴葉寿司や朴葉味噌に使われます。
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2019年8月4日
皆さんの身近なところにも生えているシダ植物。
狭山公園でも、林の下など、少し暗いところでよく見かけます。
シダの裏側には表側と違った世界が広がっています。
シダは種で増えるのではなく、胞子で増えます。
シダの葉の裏には、胞子嚢群(ソーラス)がびっしりついているものがあります。
ナガバヤブソテツ
ちょっと気持ち悪いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、この胞子嚢群(ソーラス)は赤や茶色、白など色も様々、形も円形、三日月形、コップ状、ラッパ状等、付いてる場所も中央近くだったりヘリのほうだったりと種によって様々です。そのためシダの種の特定をする際の決め手になります。
ベニシダの胞子嚢群(ソーラス)
是非、シダの裏の世界も楽しんでみてください。
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2019年8月2日
狭山公園 野鳥の森で、ウバユリ開花中です。
長く伸びた茎に、大きな花をつけます。
薄緑の花色、微妙に開ききらない形、
地味なのですが、独特の野性味が魅力です。
野山北・六道山公園のウバユリの幻想的な大群生には比べられませんが、
狭山公園でも年々株数が増えてきているようです。
花が咲くころに葉が枯れるから、
葉がない=歯がない=姥百合(ウバユリ)という説があります。
でもこちらの写真で分かるように、大きな葉がしっかり残っていますね。
見ごろは今週末くらいまででしょうか。
日陰に咲く花ではありますが、
ご来園の際は熱中症に十分ご注意ください。
2019年8月1日
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
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