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2015年12月12日
狭山公園の宅部池では、平成28年1月17日に「かいぼり」を実施します。
そのため、今回の説明会では、
「かいぼり」の方法や元々いる日本の生きものを守ることについて
担当スタッフより詳細な解説を行いました!
今回は、なんと合計31名の方に参加いただきました。
まずは、「かいぼり」とは何ぞやというところからご説明。
「かいぼり」とは、農業用のため池を維持するため、
水を抜いて点検をしたり、たまった土砂を取り除く日本の伝統的な管理方法。
池の底を天日干しにして浄化できることや、
魚がまとめて採れることから外来種の駆除にも大きな効果があります。
この日、宅部池では何やら作業が行われていました。
実は、これも「かいぼり」に向けた準備作業。
池の底に溜まった泥を取り除くため、ポンプで吸い上げています。
担当スタッフからは、
その昔、田んぼのため池として利用されていたときには、
こんな生きものがいたハズなのですが…という話や
今は細々とドジョウやトウヨシノボリなど
在来の魚たちが生息しているので大事にしたいこと。
外来種問題としては、
ブラックバスやウシガエル、ミシシッピーアカミミガメ、コイ等の
問題があることをお話させていただきました。
また、現在は濁った池の水ですが、
昔は子供たちが泳いでいたほど、透き通ってキレイな水だったとか。
池の水がきれいになると、魚たちだけでなく、
在来の水生植物たちが、復活する可能性もあります。
1月上旬からポンプを使って本格的な水抜き作業を行い、
1月17日の当日に向けて準備を進めていきます。
かいぼり後、宅部池でどんな生きものたちが確認されるのか、
その後、宅部池がどのように変化していくのか、
皆さんも一緒に見守っていただけると嬉しく思います!!
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「かいぼり(平成28年1月17日)」は、見学自由です。
※かいぼりの作業には参加いただけませんのでご了承ください。
レンジャーによる特別ガイドウォーク(事前申込み制)には、ぜひご参加ください!
お申し込み・詳細はこちらから↓
【パークレンジャーによる特別ガイドウォーク】
※4回とも同じ内容です。
■(1)午前の部10時30分~
■(2)午前の部11時30分~
■(3)午後の部13時30分~
■(4)午後の部14時30分~
2015年12月4日
狭山公園の紅葉情報をお知らせします。
宅部池から太陽広場の園路沿いのイロハモミジは見頃を迎えています。
日差しが出ると宅部池周りのさまざまな木々の紅葉が池の水面に映り
とても綺麗です。
こちらはトウカエデの林。
本日の強風で黄色に色づく前に葉が少し落ちてしまいました。
今週末は深まる秋を感じにぜひお越し下さい!
ご来園お待ちしております!!
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2015年10月9日
黄緑がかったピンク色をしていて、
不規則に連続する丸いもの。
来園された方からのご質問も多いのですが、
コブシの実です。
熟すと、
中から夕陽のような色の実が顔を出します。
白い糸のようなものが出ていますね。
実を引っ張ってみたら、
こんなふうに伸びて、戻らない…。
とても細い繊維の束で、中の種につながっています。
↓果肉のような部分を半分取り除いてみると↓
繊維の束は、種の左端から出て、
種に沿って上側を走り、右端から出ています。
(写真ではわからないですね…)
なぜこんな仕組みがあるのでしょう?
ぶらさがって野鳥に見つけてもらうため、とも聞きますが、
違うのでは?という報告も。
公園でひがな眺めて
どうなるか見届けるのも一興…??
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2013年7月10日
今日のさやまキッズプログラムのテーマは、「探してみよう!生きものの家」ということで、12名の子ども達と一緒に、様々な生きものの家を探しに行きました。
さっそく発見したのは、アズマモグラの家。
土が盛り上がっている場所の下には、モグラが掘ったトンネルが続いています。
剥製を使って、モグラの体のつくりなどを紹介しました。
次は原っぱに暮らすバッタたちを紹介。白い布を原っぱに敷き、
そこに向かってみんなでバッタを追い込みます。
どんなバッタがいるのか、みんなで観察!
今はまだ小さなバッタの幼虫が多いのですが、
夏が深まるに連れて日に日に大きく成長していきます。
最後に池に暮らすトンボのヤゴやマツモムシなどを紹介して、
この日のさやまキッズプログラムは終了!
たくさんの生きものと触れ合うことができ、
子ども達はとても喜んでくれたようです。
***お知らせ***
8月は、さやまキッズプログラムはお休みです。
次回は2013年9月1日(日)13:30~15:00 、
パークセンター前に集合です!何をするかは、参加してからのお楽しみ!
ぜひ遊びに来てください!
杉山レンジャー
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2013年6月15日
連日降り続いていた雨も上がり、
久しぶりの日差しが差し込む陽気となったこの日、
狭山公園で『親子自然遊びプログラム』が行われました。
このプログラムは、0~2歳連れの親子を対象に、
身近な自然の中での遊び方を伝えるもの。
今日は、色々な草花や生き物たちを、
見たり触れたりしながら、公園内をみんなでお散歩します。
講師は春日直子さん(一般社団法人 遊心)さん。
乳幼児の自然体験プログラムを得意とされています。
「子どものペースに合わせて、
一緒にいろんなものを見たり触ったりしてみてくださいね。」
いつも自然の中で楽しく遊ぶポイントを教えて下さいます。
園内にお散歩に出発する前に、まずはみんなで準備体操。
元気に楽しくお散歩するためは、体をほぐさなきゃ!
準備体操が終わると、さっそく園内に出発です。
「あれ、この木キラキラしているところがあるね。」
樹液の出ている桜の木を発見。
触ってびっくり!プクプクしているね。
草むらでは、バッタやてんとう虫など、昆虫たちが待っていました。
歩くと、少し先でバッタがぴょん♪
「わっ!なんか飛んだ!」
子ども達から、歓声が上がります。
次は、草むらを抜けて「トウカエデの林」へ。
みんな、カメラに見立てたフレームを使って、林の中を観察します。
「カメラだよ、パシャ!」
お父さんお母さんは、
子どもと一緒にフレームをのぞいて、子どもの目線を体感します。
雨があがった後ならではの生き物にも出会いました。
「あれ、なんかいた!」
草の中から、カエルを発見!
たくさん遊んだ後は、最後に講師の春日さんによる絵本の読み聞かせです。
絵本のお話の中に、今日見つけた虫が出てきて、みんな大はしゃぎ♪
話が終わるまで、みんな絵本の前から離れませんでした。
最後、軽く一日のふりかえりをして、プログラムが終了。
自然の中で夢中になっていると、2時間はあっという間です。
恵みの雨を受け、植物も生き物も、生き生きとしだした狭山公園には、
まだまだ見どころがたくさん♪
是非、またいらしてくださいね。
また、今年度の「親子自然あそびプログラム 0-2歳対象」は
今回で終了となりますが、
秋からは3-4歳を対象としたプログラムが開催されます。
秋の狭山公園の自然の中で、
ゆったりとした親子の時間を過ごしてみませんか?
2013年4月28日
本日、狭山公園で『親子自然遊びプログラム』を実施。
今回は、0-2歳のお子さんを持った親御さんを対象に、
自然の中での遊び方をお伝えします。
大人気のこのプログラム、定員25名に対し100名もの申込みがありました!
その中から抽選の結果、見事当選した親子が参加してくれました。
まずは、講師の春日直子さん(一般社団法人 遊心)より、
親子で外遊びをするときのポイントを教えてもらいます。
「こどものペースに合わせる」
「こどもの興味の向くものを、一緒に見てみる、触ってみる」
園内に遊びに出る前に、ほっぺや、おなかを みんなですりすり。
柔らかくて、あったかいね!
ポイントが分かったら、さっそく春の原っぱに出発。
原っぱにある自然は、触ったらどんな感じかな?
さて、どんな春と出会えるでしょうか。
タンポポの綿毛を発見!
お父さんとお母さんと一緒にみんなで「ふー」
遊び方に慣れてきたところで、ビンゴカードが登場。
原っぱの中には、どんな自然があるのかな?
「全部見つかったよ~」
タンポポよりも、菜の花よりも眩しい笑顔で、
お父さんお母さんに見せに行く子どもたち。
たくさんの春を見つけてくれたようです。
ビンゴの後は、絵本タイム。
少し肌寒い気候ということもあって、みんなで密着。
みんなで、くっつくと温かい!
『春をみつけよう、さわってみよう』をテーマに、
春の原っぱを満喫した今回のプログラム。
「こどもの思うまま、のんびりと自然の中過ごすことができた。」
「今日初めて、子供が靴を履いて歩きました。自然の力はすごいですね!」など、
春の園内でゆったりとした時間を過ごしていただけたようです。
日に日に、春の植物たちで鮮やかになっていく狭山公園は、
まだまだ見どころいっぱい。
また、親子で遊びに来てくださいね。
次回の『親子自然あそびプログラム』は5月18日(土)10時からです。
既に、ぞくぞくとお申し込みをいただいています!
ご興味のある方は、是非お申込みください。
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2012年12月23日
今年は昨年に比べ、冬鳥が良く見られています。
その中でもツグミは代表的な冬鳥なのですが、11月ごろの、日本へ渡って
きた直後には木の上に居る事が多く、なかなか姿がみられません。
しかし、葉が落ち切った頃、木の上にあった実がだんだんと地面に落ちます。
そうすると、ツグミたちは地面に落ちた実を拾ったり、落ち葉の下に隠れる
虫たちを食べるようになるのです。この頃が観察のチャンス。
この頃から、ツグミ独特の「キリッ」と姿勢を伸ばす姿が見られるようになります。
木の上よりも地面の方が、敵に襲われる可能性が高いため、こうして時々周囲を
見渡し、安全を確認しながら食事をしているのです。
遠目で見ても、背筋が伸びている様子が分かります。
動物の行動には何かしらの意味があり、野鳥にも面白い動きをするものがいます。
冬鳥たちを観察しながら、そんな動きの意味を想像してみるのも面白いかもしれません。
狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
狭山公園へのアクセスをご紹介します。
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