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2020年11月10日
狭山公園の自然を知って・学んで・伝える活動を体験する年間プログラム
「狭山公園キッズレンジャー」の10月の活動を開催しました。
今回はススキ原っぱでバッタ・カマキリの調査です!
最初に、在来種のハラビロカマキリと
外来種のムネアカハラビロカマキリの違いについて
実物のカマキリを見ながらレクチャーを受けました。
見分け方を覚えたところで、調査場所のススキ原っぱに出発!
ススキ原っぱに到着!
この場所にはススキをはじめ、様々なイネ科植物が広がっています。
それらの葉っぱは、バッタたちの絶好の隠れ家&食べ物になります。
ススキ原っぱで30分かけて、みんなでバッタやカマキリを探しました。
沢山見つけました!!!
見つけた後は、識別シートを使って種類を調べます。
今回は絶滅危惧種のショウリョウバッタモドキも見つけられました。
また、見つけたムネアカハラビロカマキリと
オオカマキリの卵の違いを触って体験。
どんな感触だったかな?
見つけて、調べた後はもともといた原っぱに帰します。
キッズレンジャーの皆さんお疲れ様でした!!
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2020年11月8日
さやまキッズプログラム、今回のテーマは“秋の木の実”。
公園の木の実探し探検です。
袋を持って出発!
まずは風の広場でケヤキの小さな実とまつぼっくり探し。
次にムラサキシキブ。
この実は鳥たちにとって、秋冬の大事な食べ物です。
鳥たちの食べる木の実がなくならないように、
今回は特別に1人1つずつきれいな紫色の実を採りました(原則として公園での動植物の採取は禁止されています)。
トウカエデの林では羽のついたトウカエデの実を手いっぱいに集めました。
大人も子どももみんな一生懸命。
集めた実はレンジャーの合図で一斉に飛ばし、
ひらひらと舞う様子に歓声が上がりました。
プラタナスは落ちている実が少なく、
見つけるのが難しかったのですが、みんな見つけることが出来ました!
太陽広場ではたくさん落ちているドングリ拾い。
みんな見つけた実をレンジャーに報告してくれます♪
殻に包まれているトチノキ。
これまたきれいな実を拾うのは難しかったのですが、
きれいに黒光りする実を見つけた子もいました!
みんな沢山の実の入った袋を手に持ち、
ススキ原っぱを通って帰りました。
ご参加いただき、ありがとうございました。
またお待ちしております!
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2019年12月7日
紅葉もそろそろ終盤の狭山公園ですが、
園内では、まつぼっくりやプラタナスの実、
トチの実など、季節の恵みが拾えます。
そのままリースなどの材料にしてもナチュラルで素敵なのですが、
狭山公園 冬の恒例イベント「花炭づくり(1月19日)」で、
インテリアにも使える炭を作ってみませんか?
材料は、まつぼっくりなどの公園で拾える木の実や、松葉など。
これをじっくり蒸し焼きにすると、
なんともシックな花炭ができます。
完成して取り出した瞬間だけ、青味がかった光沢が見られます。
写真で伝わっているでしょうか?
これは体験しないと見られない美しさです!
赤い実や緑の葉を添えて、竹の器に飾ると、
お正月にもぴったり!
シックな色味のリース素材として、生け花の素材として、
工夫して楽しんでいただけます。
皆様のご参加お待ちしております。
2019年11月27日
八国山緑地でも紅葉が進んでいます。
エノキの黄色やクヌギやコナラの赤茶色で、
雑木林全体が柔らかい明るさに包まれています。
ふたつ池周辺では、水生植物の回復のために、大きくなりすぎた樹木を切って、池に日の光を入れる工事をしています。池の周辺は明るくなって、見違えるようです。
さて、秋冬は来春に向けての里山の手入れの時期でもあります。八国山緑地では、2つの雑木林の手入れ体験イベントを開催します。
11月30日(土)「ちょこっとボランティアin八国山緑地」は、どなたでも気軽に参加いただける当日受付のボランティア体験イベントです。
12月21日(土)「八国山フォレストワーク」は、ランチ付きのイベント。講師によるガイドウォークと、雑木林の手入れがセットになっています。八国山に興味のある方、雑木林の管理について知ってみたい方、ぜひご参加ください。
2019年6月30日
初夏の花がぽつぽつと咲いている頃、
八国山緑地では、園内の発生材を活用したイベント
「木のマグネットづくり」を開催しました!
まず初めに、八国山緑地で見られる樹木の紹介。
ムラサキシキブ、ニワトコ、ヤマウルシなど、
人の生活で使われてきた植物をテーマに観察。
続いて、エゴノキを使った実験。
エゴノキの実には「サポニン」という成分があり、水と合わせると泡立ちます。
昔の生活では、石鹸として使ったり、有毒性を活かして漁業に活用されていたようです。
いよいよマグネットづくり。
公園を管理する中で、切らなければいけなかった木や
自然要因で倒れてしまった木を加工し、好きな模様を描いたら完成!
木の種類や切り出す場所によって、形や模様はどれも違います。
まさに、世界に1つだけのものです。
狭山公園・東大和公園・八国山緑地では
四季を通して様々なイベントを実施しております。
詳細は下記のホームページをご確認ください!
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2018年5月27日
5月20日、狭山公園にてガイドウォークを開催しました!
今回は、公園内の異なる場所で今の時期の旬の生きものを観察するプログラムです。
爽やかな日差しの中、30名ほどの方が参加してくれました♪
さあ、どんな生きものが見られるでしょうか?
まずは花がたくさん咲いている花壇を探してみました。
ここでは、モンキチョウやアカスジカメムシなどが見られました!
みんなで虫メガネを使って、とった虫をじっくり観察してみました。
次は広場でクスノキのにおいをかいだり、ヤマボウシの花を観察しました。
クスノキの葉には虫の嫌いな香りがあり、これを利用して虫よけのしょうのうが作られてきました。
人によって好みが分かれるこのにおい。
「臭い!」、「臭くないよ!」と反応は人によって様々でした。
今度はすすき原っぱに移動し、みんなで虫を捕まえて、それを観察しました。
花壇と原っぱではいる虫の種類も違っていて、ここではトノサマバッタの幼虫などが見つかりました!
宅部池では2年前に行われたかいぼりの紹介をしました。
近年、大きな問題になっている外来生物。
かいぼりのおかげでブラックバスなどの外来の魚はいなくなりましたが、カメなど陸上も利用できる生物はそう簡単にはいなくなりません。
公園内で見つかったミシシッピアカミミガメの子ども(ミドリガメ)を紹介。
かわいいけれど、日本の自然の中に本来いてはいけない動物です。
カメのような長生きする動物は40~50年も生きます。
皆さんも最後まで世話をできるかしっかり考えてから、動物を飼うようにしましょう!
最後にトウカエデの林で植物の種を探してみます。
植物はいろいろな方法で種を散布します。
ヤブジラミの種は人やタヌキなどに
くっつくことで、遠くまで運ばれます。
ちょっと歩いただけでも、いっぱい服や靴にくっついてしまいました!
見て、触って、においをかいで…。
五感を使って、初夏のいろいろな生きものを楽しむことができました!
次回の狭山公園ガイドウォークは、2018年6月17日(日)です。
皆さんのご参加をお待ちしていますね!
塚本レンジャー
2017年12月18日
里山や雑木林のお手入れについて学びながら、
アウトドア感覚で里山を楽しむ
「八国山フォレストワーク」を開催しました!
講師は松井 一郎氏。
そして、参加者のサポートには、
狭山公園 友の会のみなさんが来てくれました!
まずは
松井先生による青空教室「里山のいろは」♪
里山とは何か?どうして大切なのか?を
秋の自然に囲まれた中で、
人の営みと生きものが繋がり合っている暮らしについての話を聞きます。
豊かな自然が残っている都立八国山緑地で、
葉の香りや実の味、森を育てる時に大切な「萌芽更新」を
見て回ります!
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萌芽更新とは、大きくなってきた木を伐採して、
残った切り株から出る新しい芽を育て、
雑木林の若返りさせる里山管理の方法です!
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ガイドウォークの後は、鎌や剪定ばさみなどの装備を整え、
鎌の持ち方から使用方法まで、丁寧に説明を受け、
地面をすべらすように鎌を振る練習していきます♪
ここで一度お昼休憩♪
八国山緑地のふもとにある「ギャラリー喫茶 四季の花」さんの
味がしっかりとしみ込んだお野菜が美味しいお弁当をいただきます!
自然の近くで、和気あいあいと会話を楽しむ。
そんな心地よい時間が流れます♪
後半は
自分よりも大きなササも、
剪定ばさみと鎌を使い分けて刈っていきます!
続いて、落ち葉かき!
熊手で集めて、背負子やふごと呼ばれる大きな袋に詰めていきます。
沢山詰め込むと大人でも持ち上げるのが一苦労するほど。
落ち葉は、里山の貴重な資源なので、
本日集めたものは、狭山公園の花壇に使用する腐葉土にして活用します♪
作業の後には、
長く大切に使っていくために、
丁寧にお手入れをしていきます♪
今回、秋の雑木林の中で、
豊かな自然の残る八国山を堪能してもらいました!
参加者のみなさん、気持ちもフレッシュして頂けたようです♪
どの時期にも、沢山の発見や楽しみ方があると思いますので、
本日は、ありがとうございました!
狭山公園・東大和公園・八国山緑地では
四季を通して様々なイベントを実施しております。
詳細は下記のホームページをご確認下さい!
カテゴリー:イベントの報告|八国山緑地|公園の取り組み|狭山公園友の会(ボランティア)|里山体験
2017年10月15日
雑木林が広がる東大和公園で、
アカマツの移植をしました。
協力してくれるのは、「狭山公園友の会」のみなさんです。
【どうしてアカマツ移植をするの?】
昔は、東大和公園にもアカマツ多くあったそうですが、
松枯れ病により、とても少なくなってしまいました。
そこで、アカマツの子どもをより育ちやすい場所へ移植し、
次世代へつなげていきます!
アカマツを掘り出す班と植える穴を掘る班に
分かれて作業をします。
どちらもスコップやつるはしを使って、
アカマツをみんなで運び、掘った穴に移して土をかぶせ、
しっかりと土を積めていきます。
最後には記念撮影♪
みなさん、お疲れ様でした!
移植した「アカマツ広場」には、
今回のメンバーとの記念撮影写真も掲示する予定です。
公園に来られる際に、是非お立ち寄り下さい♪
次回のちょこっとボランティアは、
八国山緑地で2月11日(日)、東大和公園で3月4日(日)を予定しております。
狭山公園・八国山緑地・東大和公園でのイベント情報については、
公園HP □狭山丘陵の都立公園へきてみて!□をご確認下さい!
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
気さくなメンバーが集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しく活動しています♪
活動日:主に第1・3水曜日、週末の活動もあります
内容:花壇活動、森のお手入れ、イベント協力など
活動への参加は、来られる時だけでOK。
見学も随時できますので、お気軽にお越しください。
友の会ではニュースレター「友の会だより」を毎月発行しています。
HPからみられるようになりました!こちらのリンクからご覧ください。
2017年10月1日
晴れた日は、まだまだ暑いですが、
風はすっかり秋の風になってきました!
そんな中、今回のちょこぼらには、
大人も子どもの関係なく、本日は楽しみましょう!
自己紹介が終わった後、
さっそく作業現場へ移動し、
お手本を見せてくれるのは、狭山公園友の会です!
使い方も教わり、準備は完了!
大きく育ったアズマネザサ、
自分の体よりも3倍くらい大きなササ、
みんな良く切ったね!
みんなで刈ったササは、
短い時間で、大きな袋3杯分も集まりました!
頑張った後のはきはきとした顔が見れました♪
使った道具は、
次の人が気持ちよく使えるように、
最初から最後まで
自分でやるのがちょこっとボランティアの大切なところです♪
今回の作業で、道のまわりがだいぶすっきりとしました!
この場所から山野草が芽生えて、公園の新しい魅力になるといいですね。
みなさん、本日はありがとうございました♪
ちょこっとボランティアは
誰でも気軽に参加の出来る「雑木林活動体験イベント」です。
事前の申し込むもなく、無料で参加をする事ができます。
次回は、八国山緑地にて2018年2月11日(日)に開催予定です。
ちょっと体を動かしたい方や公園の自然が好きな方など、
少しでも興味がありましたら、是非ご参加下さい!
イベントの詳細は、下記よりお確かめ下さい。
★★狭山公園友の会★★
友の会の活動に参加してみませんか?
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活動日:主に第1・3水曜日、週末の活動もあります
内容:花壇活動、森のお手入れ、イベント協力など
活動への参加は、来られる時だけでOK。
見学も随時できますので、お気軽にお越しください。
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狭山公園パークセンター(管理所)
TEL 042-393-0154 (9:00 ~ 17:00)
〒189-0026
東京都東村山市多摩湖町3-17-19
狭山公園へのアクセスをご紹介します。
徒歩 5分
駐車場スペースには限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。
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駐車場がありませんのでご注意ください。
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